アトランタ・ブレーブスのマット・オルソンは3日(日本時間4日)、敵地でのロサンゼルス・ドジャース戦に「4番・一塁」で先発出場。7回の第3打席に44号ソロを放った。
◆「ジャッジ級のフライ率」オルソンが3試合連発46号アーチ 大谷翔平と“2本差”の両リーグ単独トップ
■本塁打王争いが加熱
ナ・リーグの本塁打王争い首位のオルソンに19試合ぶりの一発が飛び出した。
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2点を追う7回2死走者なしの第3打席、オルソンは甘めに入ったチェンジアップを見逃さず強振、高々と打ち上がった打球は右翼ブルペンに着弾。8月13日(同14日)のニューヨーク・メッツ戦以来となる今季44号は打球角度37度のアーチを描き、飛距離397フィート(約121メートル)を記録した。
オルソンはこの一発でア・リーグの大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)と並び、再び両リーグトップタイに浮上。一方、同日にナ・リーグの本塁打王争いで2位タイだったピート・アロンソ(メッツ)が40・41号の1試合2発を放ち、その差を「3」に縮めるなど、ナ・リーグの本塁打王争いは接戦となっている。
ア・リーグは大谷翔平が44号で2位のルイス・ロベルトJr.(シカゴ・ホワイトソックス)に9本差と独走しているが、今季ワーストの10試合連続ノーアーチと停滞中。
さらにリーグトップの100打点目を挙げたアドリス・ガルシア(テキサス・レンジャーズ)からこの日34号が出たほか、昨季リーグ新記録の62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が8・9月で猛追、31号で4位に急浮上するなど、大谷に迫っている。
トミー・ジョン手術のため、今季はあと10日以内に終了と報道された大谷。両リーグで加熱する本塁打王争いに注目したい。
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文●SPREAD編集部