卓球の「WTTファイナルズ福岡2024」が11月20日から24日にかけて福岡県の北九州市立総合体育館にて行われる。
今回はシングルスの年間ポイント上位16名と、ダブルスの8組が出場する大会となっており日本からは張本智和（智和企画）、早田ひな（日本生命）、張本美和（木下グループ）らをはじめ男女シングルスで6選手、ダブルスでは戸上隼輔（井村屋グループ）・篠塚大登（愛工大）ペア、大藤沙月・横井咲桜（ともにミキハウス）ペアら男女5組が出場予定。WTTシリーズの年間チャンピオンをかけた戦いに注目が集まる。
ここでは「WTTファイナルズ福岡2024」の出場選手や世界ランキングの推移、試合スケジュール、配信情報などを紹介する。
目次
■「WTTファイナルズ」とは？
2021年にスタートしたWTT（World Table Tennis）が主催する国際大会「WTTシリーズ」のひとつ。「ファイナルズ」は「グランドスマッシュ」に次ぐ大会で、シングルスの世界ランキング上位16人と、ダブルスの上位8組が出場する。
昨シーズンの結果
名古屋開催となった2023年のWTT女子ファイナルズではダブルスで出場した長﨑美柚・木原美悠（ともに木下グループ）ペアが決勝進出を果たし殊勲の準優勝。シングルスでは伊藤美誠（スターツ）が日本勢唯一のベスト8に入り、早田ひな（日本生命）は陳夢、張本美和（木下グループ）は孫穎莎とそれぞれ中国の強豪と激闘を演じた。
大会概要
大会名：WTTファイナルズ福岡 2024
開催期間：2024年11月20日（水）-24日（日）
開催地：福岡県・北九州市・北九州市立総合体育館
主催：WTT（World Table Tennis）
試合形式：試合形式：1回戦から準々決勝は5ゲームズマッチ、準決勝からは7ゲームズマッチ
公式サイト
本大会上位選手に与えられる世界ランキングポイント
| 成績 | 男女シングルス | 男女ダブルス |
| 優勝 | 1500 | 1500 |
| 準優勝 | 1050 | 1050 |
| ベスト4 | 525 | 525 |
| ベスト8 | 265 | 100 |
| ベスト16 | 100 | – |
WTTの大会ランク
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■出場予定選手
男子シングルス
| 選手名 | 国 | 世界ランク |
|---|---|---|
| 王楚欽 | 中国 | WR1 |
| 林詩棟 | 中国 | WR2 |
| F.ルブラン | フランス | WR4 |
| 梁靖崑 | 中国 | WR5 |
| カルデラノ | ブラジル | WR6 |
| 張本智和 | 日本 | WR7 |
| 林高遠 | 中国 | WR9 |
| モーレゴード | スウェーデン | WR10 |
| フランチスカ | ドイツ | WR11 |
| チウ・ダン | ドイツ | WR12 |
| 林昀儒 | 台湾 | WR13 |
| A.ルブラン | フランス | WR14 |
| 張禹珍 | 韓国 | WR15 |
| ヨルジッチ | スロベニア | WR16 |
| シェルベリ | スウェーデン | WR17 |
| ドゥダ | ドイツ | WR18 |
女子シングルス
| 選手名 | 国（所属） | 世界ランク |
|---|---|---|
| 孫穎莎 | 中国 | WR1 |
| 王曼昱 | 中国 | WR2 |
| 王芸迪 | 中国 | WR3 |
| 早田ひな | 日本 | WR5 |
| 張本美和 | 日本 | WR6 |
| 陳幸同 | 中国 | WR7 |
| 大藤沙月 | 日本 | WR8 |
| 鄭怡静 | 台湾 | WR9 |
| 伊藤美誠 | 日本 | WR10 |
| 申裕斌 | 韓国 | WR11 |
| 銭天一 | 中国 | WR12 |
| 平野美宇 | 日本 | WR13 |
| ポルカノバ | オーストリア | WR14 |
| A.ディアス | プエルトリコ | WR15 |
| 田志希 | 韓国 | WR16 |
| スッチ | ルーマニア | WR17 |
男子ダブルス
| 選手名 | 国（所属） | 世界ランク |
|---|---|---|
| 向鵬／袁励岑 | 中国 | WR1 |
| A.ルブラン／F.ルブラン | フランス | WR2 |
| 林高遠／林詩棟 | 中国 | WR3 |
| 戸上隼輔／篠塚大登 | 日本 | WR6 |
| K.カールソン／シェルベリ | スウェーデン | WR9 |
| パン・コーエン／アイザック・クエク | シンガポール | WR10 |
| ブラッサ／ドーア | フランス | WR11 |
| 張本智和／松島輝空 | 日本 | WR12 |
女子ダブルス
| 選手名 | 国（所属） | 世界ランク |
|---|---|---|
| 田志希／申裕斌 | 韓国 | WR2 |
| 鄭怡静／李昱諄 | 台湾 | WR3 |
| 銭天一／陳幸同 | 中国 | WR4 |
| 大藤沙月／横井咲桜 | 日本 | WR5 |
| 長﨑美柚／木原美悠 | 日本 | WR6 |
| バラゾバ／マテロバ | スロバキア／チェコ | WR7 |
| 佐藤瞳／橋本帆乃香 | 日本 | WR9 |
| 王芸迪／孫穎莎 | 中国 | WR10 |
■【動くグラフ】日本選手は今何位？ 2024年世界ランキング推移
※2024年11/12（火）発表時点
男子シングルス
男子のエース、張本智和は一時トップ10落ちしたもののその後は好調を維持して10位以内をキープ。直近ではランキングをひとつ上げて7位に浮上している。
女子シングルス
女子の1番手をキープしてきた早田ひなに迫る勢いを見せるのが16歳の張本美和で、伊藤美誠、平野美宇ら黄金世代の間に割って入った。また、WTTシリーズに今季初参戦を果たした大藤沙月がこの争いに参戦し、直近では自己最高の8位に浮上。日本女子の層の厚さが顕著となっている。
■試合スケジュール
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| 日程 | 男子シングルス | 女子シングルス | 男子ダブルス | 女子ダブルス |
| 11/20（水） | ラウンド16 | ラウンド16 | 準々決勝 | 準々決勝 |
| 11/21（木） | ラウンド16 | ラウンド16 | 準々決勝 | 準々決勝 |
| 11/22（金） | 準々決勝 | 準々決勝 | 準決勝 | 準決勝 |
| 11/23（土） | 準決勝 | 準決勝 | 決勝 | 決勝 |
| 11/24（日） | 決勝 | 決勝 | – | – |
