【MLB】ブレーブス異次元の“270本塁打”打線爆発、オルソンが4戦連発47号アーチで両リーグトップ快走

 

【MLB】ブレーブス異次元の“270本塁打”打線爆発、オルソンが4戦連発47号アーチで両リーグトップ快走
アトランタ・ブレーブスのマット・オルソン(C)ロイター

アトランタ・ブレーブスマット・オルソンは7日(日本時間8日)、本拠地でのセントルイス・カージナルス戦に「3番一塁」で先発出場。5回の第3打席に今季47号ソロを放った。

チームは5本のアーチで快勝。シーズン91勝目を挙げ、2位のフィラデルフィア・フィリーズに14ゲーム差をつけて、ナ・リーグ東地区首位を独走している。

◆【実際の動画】打たれたウェインライトが先に“確信”…!オルソンの今季47号は高い放物線を描いて左中間スタンドへ

■ナ・リーグMVP最有力、アクーニャJr.が33号34号連発

8月中旬から、18試合ノーアーチと当たりが止まっていたオルソン。9月に入り一気に調子を上げ、この日は4試合連発となる47号本塁打をマークした。ナ・リーグ2位のピート・アロンソとは5本差、両リーグでも単独トップをキープし、ア・リーグで44本塁打の大谷翔平に3本差をつけている。

オルソンは初回の第1打席に中前安打で出塁すると、エディー・ロサリオの適時打で生還。第2打席は四球、続く5回裏の第3打席で、相手先発アダム・ウェインライトの4球目シンカーを捉え、打球は左中間へ。角度34度、オルソンらしい高々とした放物線を描いてスタンドに突き刺さった。

これで9月6試合で4本塁打、自身初の50号も目前に迫っている。元々はプルヒッタ―だったが年々アプローチが変化し、今季は打球の41.6%がセンター方向に。投球に逆らわず、自然体で捉えるスタイルが実を結び、安定してアーチを量産している。

オルソンは今季47号含む、3打数2安打1打点の活躍。試合は、この日2本塁打ロナルド・アクーニャJr.の先頭打者弾を皮切りに、序盤から打線が繋がったブレーブスが快勝。実に2桁本塁打が10人、チーム270本塁打の最強打線が機能し打ち勝った。

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ブレーブスは今季91勝目、2位のフィリーズに14ゲーム差をつけ、ナ・リーグ東地区首位を独走している。

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文●SPREAD編集部