2023年シーズンに日本人初となる本塁打王に輝いたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。
投手としては23試合登板して10勝5敗、防御率3.14、167奪三振の成績。打者としては打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁を残すなど、各部門で安定したスタッツを記録した。
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■WBCでは夢の直接対決が実現
エンゼルス加入6年目のシーズンを終えた大谷だが、今季も序盤からチームをけん引したのがマイク・トラウト。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝では「大谷 vs. トラウト」という夢の対戦も見られた両者がエンゼルスでのシーズンをともに戦った。
今季大谷とトラウトは4月2日(日本時間4月3日)のオークランド・アスレチックス戦でともに今季1号を放って以来、計8回アベックホームランを放った。7度目となった6月23日(同6月24日)のコロラド・ロッキーズ戦では敗れたものの、それ以外は全勝。
トラウトが7月上旬に左手首を負傷した終盤に数字は伸びなかったものの、7勝1敗で勝率は「87.5%」。エンゼルスを引っ張る両雄として今年も存在感を放った。
気になるのが両者の来季の去就。フリーエージェント(FA)になる大谷に加えて、トラウトもシーズン中にエンゼルスと話し合いを行ったとされ、トレードの可能性について報じられた。どちらかが移籍または両選手ともに新天地を求めることになれば、“トラウタニ”は今季で解体となる可能性がある。
今季もエンゼルスの顔として君臨した大谷とトラウト。はたして来季も両者が共闘する可能性はあるのか。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)