「ノジマTリーグ 2023-2024シーズン」は11日、大和スポーツセンターにて木下アビエル神奈川対九州アスティーダの試合が行われ、木下アビエル神奈川が4－0で勝利した。
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■先週にはチームの連勝がストップ
平野美宇は2番手のシングルスで出場。出澤杏佳相手に2ゲームを先取される苦しい展開のなか、フルゲームの末3－2で逆転勝利した。
平野は先週の日本ペイントマレッツ戦では海外遠征後の疲れもあり、横井咲桜に敗れチームも連勝がストップ。迎えた九州との試合も苦戦しながら最後は意地を見せて勝ち切った。
平野は「マレッツの試合は横井選手だったリが強かった。私たちも遠征だったり調整不足だったので、その中で日本ペイントマレッツというチームは強いし、100％の力じゃないと難しい」と回想。逆転勝ちを収めた出澤相手の勝利は「3ゲーム目の途中から肩の荷が下りて、どうせ負けるなら思い切って後悔ないようにした」と気持ちの切り替えがカギを握ったと明かした。
中澤鋭監督は「平野は出だしがよくない癖が出た」としつつも、「複雑に考えないように。いつもの練習を出せば少しずつ良くなる」とアドバイスを送ったと明かし、勝利につなげたことに安堵。
平野や張本美和など、海外遠征帰りの選手のコンディションについては、「正直先週はあまりよくなかったし、時差もあった。そういう事情があるとしても現場で勝ち切れることが大事、彼女たちの役割で仕事」とコメント。KA神奈川を再び首位に浮上させた主力たちに期待を込めた。
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文●井本佳孝（SPREAD編集部）
