【SHOTIME#15】大谷翔平、世界中熱狂させたトラウトとの6球 侍ジャパン14年ぶり戴冠に導いたスイーパー 2023年プレーバック

 

【SHOTIME#15】大谷翔平、世界中熱狂させたトラウトとの6球 侍ジャパン14年ぶり戴冠に導いたスイーパー 2023年プレーバック
最終回にマイク・トラウトを三振で仕留め、WBC優勝を決めた大谷翔平(C)Getty Images

2023年の大谷翔平投手は、打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066で日本選手初の本塁打王を獲得。2度目のア・リーグMVPに選出され、エンゼルスから名門ドジャースへと移籍した。

3月のワールド・ベースボール・クラシック優勝に始まり、3年連続オールスター出場、そして2度目の右ひじ手術。ファンの記憶に鮮明に焼き付いた、激動の1年を名場面とともに振り返る。

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■エンゼルスで苦楽をともにした盟友

シーズンでは44本塁打でア・リーグMVPに輝いた大谷だが、シーズン前に国民を熱狂させたのが3月に行われたWBC。なかでも、アメリカと戦った決勝では後世に語り継がれるであろう名シーンが生まれた。

3-2で日本がリードした9回表に抑え投手としてマウンドに上がった大谷。優勝目前となる2死ランナーで迎えたのがマイク・トラウト。エンゼルスでは盟友として苦楽をともにしてきた両者が、世界一をかけた最後で相まみえることになった。

漫画でも描けないような勝負は、大谷が2ストライクとトラウトを追い込む。最後に投じたのは大谷の代名詞ともなったスイーパー。外へ大きく逃げる変化球にトラウトのバットが空を切り、日本の3大会ぶりの優勝が決定。大谷は喜びを爆発させた。

これにはMLB公式サイトのブレント・マグワイア記者も、「オオタニがマイク・トラウトを三振に仕留め、アンビリーバブルだったWBCが大会の幕を閉じた。最高の大会にもっともふさわしい終わり方だった」と賛辞。すべての野球ファンに刻まれた名場面が2023年誕生した。

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(Y.imoto/SPREAD編集部)