ドジャースの大谷翔平投手はメジャー9年目の今季、3年ぶりにフルシーズンでの投打二刀流に挑んでいる。投手としては14先発で8勝2敗、防御率1.79。規定投球回には届いていないものの、過去最高レベルの好成績を維持している。とりわけ際立つのが、大谷の代名詞とも呼ばれる決め球スイーパーだ。前半戦被弾なしの魔球は、新たな進化を遂げている。
◆村上宗隆、HRダービー1回戦敗退でも……出場賞金「約2400万円」 優勝の24歳ウォーカーは“年俸超え”のアメリカンドリーム
■平均回転数も激増
Shohei Ohtani (6IP 5H 3R 2ER 2BB 8K) did his thing, racking up 8 strikeouts across six innings of work in the Dodgers win over the Twins. His sweeper was our SP Pitch of the Day narrowly beating out…Shohei Ohtani and his splitter (-1.7 StuffPro) pic.twitter.com/yMPlqLRW1Q
— Baseball Prospectus (@baseballpro) June 25, 2026
MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』で、大谷の伝家の宝刀スイーパーを掘り下げてみる。今季の平均球速は85.0マイル(約136.8キロ)で昨季と横ばい。投球割合の29.4%を占めているが、対右打者では全球種トップの42.8%まで跳ね上がる。被打率は過去最少の.129、平均打球角度が同様の16度に留まっており、被弾はなんとゼロ。ほぼ完璧に打者を抑え込んでいる。
さらに平均回転数2726rpmは、昨季の2594rpmを大幅に上回る自身過去最高を更新中。よりスピンの利いた球を投げ込んでいる。球種別のRunValue(ランバリュー)では同球種ナンバーワンの+13を記録しており、今季「もっとも失点を抑止しているスイーパー」と捉えていい。
自身初のサイ・ヤング賞獲得に挑む、メジャー9年目の投手大谷。左膝の負傷を抱えながらも、圧巻の投球内容で前半戦を乗り切った。勝負の夏場にどのようなパフォーマンスを見せてくれるか。
◆「まるで別人」ベッツとマンシーが明かした大谷翔平の“二面性” 本当の性格は「陽気な打者、殺し屋のような投手」
◆大谷翔平の二刀流を許可した「エンゼルスは評価されるべき」 米メディアが指摘、常勝球団ではなかったからこそ……
◆「大谷翔平を信じろ、彼についていけばいい」元指揮官マドン氏、若手捕手ラッシングに助言 “絶対的な信頼”を生んだ秘蔵エピソード語る















