22日から東京体育館にて開催中の「2024年全日本卓球選手権大会」は24日、ジュニア女子シングルスの決勝が行われ、張本美和は面手凛と対戦。ゲームカウント3-0で勝利し、連覇を成し遂げた。
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■若手のホープ面手にストレート勝ち
昨年に続くジュニアでの全国制覇を狙った張本美は、23日に3回戦からスーパーシードとして登場、順当に24日の準々決勝に勝ち進むと、遊佐美月、上澤杏音を下し決勝へ。
面手凛とのファイナルではシニアで培ったラリーへの対応力を見せ、面手を立ち上がりから翻弄。第3ゲームは意地を見せた面手に迫られたが、11-9で逃げ切り3-0のストレート勝ちで連覇を達成した。
張本美の優勝には高い評価を寄せる中国メディアも反応。『捜狐』は今大会張本美が女子ジュニア女子、平野美宇とのダブルス、シングルスにそれぞれエントリーしてることに言及し、「日本の新星、美和はいずれも優勝候補の筆頭だ」と三冠獲得に太鼓判を押している。
さらに、「(同世代では)女子卓球界で日本中に挑戦できる選手はいないが、シニアの大会で彼女がどのような成績を収めることができるだろうか?」とコメント。平野とのダブルスや15歳7カ月での史上最年少優勝がかかるシングルスへも期待を寄せた。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)