ドジャースの大谷翔平投手は3月31日(日本時間4月1日)、本拠地でのカージナルス戦に「2番DH」で先発出場。
大谷は6回の第3打席で痛烈な二塁打を放ち、後続の適時打でホームイン。反撃の口火を切り、逆転勝利へ貢献した。
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■過去最遅記録は、2022年の31打席目
大谷は相手先発スティーブン・マッツ投手の2球目高めのチェンジアップを捉えると、打球は右翼線へライナーで飛び、ワンバウンドでスタンドへ。エンタイトル二塁打をマークした。
この痛烈な当たりには、大谷の活躍を待ち望んでいた本拠地ファンから熱い声援や拍手が送られた。
大谷は開幕から6試合にフル出場し、5試合で安打を記録。26打数7安打2打点とし、単打5本、二塁打2本。ここまで29打席で本塁打はまだ出ていない。
大谷はメジャー過去6年でシーズン1号を放ったのは、最速が2018年と21年が2試合目、続いて20年が4試合目、19年は6試合目。もっとも遅かったのは、2022年の8試合目、開幕から31打席目だった。
■1号が出れば量産態勢突入か
ただ、一発が出ると勢いに乗るのが大谷。シーズン1号が出た後は、2018年は3試合連発、20、22、23年は2試合連発を記録している。
過去最遅の8試合目となった2022年は4月15日(同16日)に1試合2発を放ち、翌16日(同17日)の同戦では3号アーチと量産した。
現在、開幕から6試合29打席ノーアーチの大谷。この日放った二塁打の打球速度115.8マイル(約186.4キロ)は今季自己最速であり、スタットキャストが導入された2015年以降では球団最速安打。打球角度さえ上がればスタンドインする状態にある。
「ムーンショット」と呼ばれた大谷特有の角度でアジャストすれば、量産態勢に入るはずだ。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)