井上尚弥、いざ“過去12キロ戻し”ドヘニーとの防衛戦へ、体格差にも揺るがぬ自信 武居由樹の防衛戦もKO必至

 

A.Kudo/SPREAD編集部

井上尚弥、いざ“過去12キロ戻し”ドヘニーとの防衛戦へ、体格差にも揺るがぬ自信 武居由樹の防衛戦もKO必至
井上尚弥(左)、武居由樹 撮影:SPREAD編集部

WBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥は3日、有明アリーナでWBO2位のTJ・ドヘニー(アイルランド)との4団体防衛戦に臨む。

井上は今年5月に東京ドームで行われたルイス・ネリ戦以来2度目の防衛なるか。大会の様子は『Lemino』にて無料生配信されている。

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■ダブル世界タイトルマッチの見どころは?

ダブル世界タイトルマッチとして、メインの「井上vs.ドヘニー」のほか、セミではWBO世界バンタム級王者の武居由樹が、元WBC世界フライ級王者でWBO世界同級1位の比嘉大吾と対戦する。

キックボクシング出身の武居は、ボクシング転向後9戦9勝(8KO)という輝かしい成績を収めており、5月の東京ドーム興行でジェイソン・モロニーに判定勝ちしてWBOの世界王者となった。対する比嘉大吾は24戦21勝(19KO)2敗1引き分け。果たして武居は強敵相手に初防衛することができるのか。ハードパンチャー同士のKO必至の日本人対決に注目したい。

メインマッチでは、井上がドヘニーと対戦する。ドヘニーは37歳で、身体の大きさとパンチ力が持ち味のサウスポーだ。の戦績は30戦26勝(20KO)4敗。2018年には岩佐亮佑に判定勝ちしてIBF王座を奪取、翌19年には高橋竜平にTKO勝ち、23年には井上と同じ大橋ジム所属の中嶋一輝からTKO勝ちを収めWBOアジアパシフィック王座を奪ったことから“日本人キラー”としても知られている。

また、計量後に12キロほど体重を戻した過去があり、この試合でも大幅なリカバリーが予想される。試合時の体重が注目されるが、井上は前日計量で「自分相手に10キロ以上戻したら、ボクシングできないぞ、というところを見せようと思っている。体重があればいいわけではないと思っているので、そういうところを含めて明日はボクシングを見せたい」と当日の体重差にも懸念はない様子。

ドヘニーとの体格差もさることながら、井上がどのような試合を見せてくれるのか期待が高まっている。

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