■波乱含みの頂上決戦…好配当の使者は地方勢
おそらく、フォーエバーヤングは単勝1倍台の圧倒的な支持を集めるだろう。前身のジャパンダートダービー過去10年では、単勝1倍台は4回あり、その成績は【1.2.0.1】。安定はしているが、勝ったのは2019年クリソベリルだけで、20年に1.1倍に支持されたカフェファラオが7着に沈むなど、1倍台の割には取りこぼしている印象がある。
過去10年で4番人気以下が5勝しているように、波乱傾向にある3歳のダート頂上決戦。フォーエバーヤングの強さは認めつつも、不安要素は顕在しており、他が付け入る隙は十分ある。ここは相手に留めておくことにして、攻めの姿勢で馬券を買いたい。
本命には大井のサントノーレを抜擢する。3月の京浜盃を圧勝し、春の二冠、羽田盃と東京ダービーでの活躍を期待されたが、右前肢の膝を骨折し断念。ケガがなく出走が叶っていれば、また違ったレース結果になっていたと思わせる強さを秘めている。復帰戦の戸塚記念では余力十分で快勝し、今回は叩き2戦目でさらに上昇気配。
京浜盃では2着アンモシエラに1秒5差。東京ダービーではラムジェットがアンモシエラに1秒6差で勝っており、単純計算では、決して力が見劣っているわけではないはず。逃げ先行タイプが少なく、楽に前へ行けそうなのも好材料で、圧倒的な人気馬を中心に後方でけん制しあう展開になれば、前で楽をした馬が穴を開けることもしばしば。そのようなレース展開に期待したい。
馬券は3連複のフォーメーションで、相手にはフォーエバーヤング、ラムジェット、サンライズジパングを2、3頭目に。加えて、高知の雄シンメデージー、岩手の雄フジユージーンに、強豪と対戦歴のないポッドロゴあたりが3着に食い込めば、高配当にありつける。JRAのカシマエスパーダ、ミッキーファイト、サトノエピックは、それぞれ人気勢と勝負付けが済んでいるとみてバッサリ切る。
ジャパンダートクラシック2024 結論・買い目
◎(6)サントノーレ
◯(1)フォーエバーヤング
▲(4)ラムジェット
△(12)サンライズジパング
△(7)シンメデージー
△(2)フジユージーン
△(15)ポッドロゴ
3連複フォーメーション(12点)
1頭目:6
2頭目:1、4、12
3頭目:1、4、12、7、2、15
◆【ジャパンダートクラシック】フォーエバーヤングが世界トップレベルの走りで完勝 “瑠星コール”が鳴り響く
◆【毎日王冠2024予想/高配当メソッド】人気サイドは「若いほど」勝率アップ 想定8人気前後が“馬券内率60%”該当でヒモ荒れ警戒
◆【毎日王冠2024予想/血統展望】東京芝1800mで“ベタ買いOK”の種牡馬 「現役屈指のギアチェンジ能力」で巻き返し期待
◆著者プロフィール
石川豊●いしかわゆたか
20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。














