グリズリーズのキャンプに参加している河村勇輝。14日(日本時間15日)に行われたプレシーズンマッチ・ペイサーズ戦では25分21秒出場し、10得点7アシスト1リバウンド1スティールをマーク。好パフォーマンスが称賛される中、英語での取材にも対応するなど、すっかり溶け込んだ様子。河村が米メディアに自身の「英語」について語った。
◆【実際の映像】河村勇輝、米記者からの質問に流暢な英語を披露!メディアデーに公開された囲み取材の様子
■将来を考えて「言葉の壁にも対処」
1日(日本時間2日)からキャンプに参加している河村。すでに米記者からの質問に対して、通訳を介さず英語で対応する姿が報じられたほか、チームメートに英語で質問するなどコミュニケーションに問題がないことを証明している。
そんな中、米スポーツメディア『Athlon Sports』は15日、「ユウキ・カワムラは英語の学習に力を入れている」と題して、記事を公開。「NBAでの将来に問題がないように、言葉の壁にも対処している」と紹介した。
記事の中で河村は「英語は学校で少し学んだが、1年前から本格的に勉強を始めた」と明かし、その上で「とても難しい。英語を話すのは大変だ」と本音を吐露。それでも、英語の先生から「とにかく話せ。みんなに話しかけろ」とアドバイスを受けたといい、それを実践しているとした。
河村は続けて独自の勉強方法も披露。「私はNetflixを見ており、マイケル・ジョーダンの『ラストダンス』という番組を英語音声と英語字幕付きで見ている」と話し、リスニングとリーディングを同時に鍛えるための教材として、NBAのレジェンドが出演するドキュメンタリーを使用していると打ち明けた。
■実力を疑う者たちを“黙らせろ”
『Athlon Sports』は河村の学ぶ姿勢を評価しつつ、生き残るためには「コートで結果を出し続け、実力を疑う者たちに対して、その考えが間違っていると証明することが求められる」と指摘。とにかく今は好パフォーマンスを披露することが、本契約に向けて必要だと訴えた。
キャンプ招待契約にあたる「エグジビット10」を結んでいる河村。次は「2WAY契約」への移行を目指すことになるが、現在キャンプに招待されている選手は河村を含めて複数人おり、テイラー・ジェンキンスHCは「完全にオープンな競争」とコメントしている。今後の展開に注目が集まる。
◆【実際の映像】河村勇輝、米記者からの質問に流暢な英語を披露!メディアデーに公開された囲み取材の様子
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