【MLB】大谷翔平、メジャー7年目で悲願の世界一達成 ドジャース4年ぶり8回目の頂点掴む

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】大谷翔平、メジャー7年目で悲願の世界一達成 ドジャース4年ぶり8回目の頂点掴む
4年ぶり8回目の世界一を決めたドジャース 大谷翔平(写真右上)(C)Getty Images

ドジャース大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地ヤンキースタジアムでのワールドシリーズ第5戦に「1番DH」で先発出場。左肩亜脱臼で満身創痍のなか、3勝1敗で迎えた第5戦も打席に立ち続けてフル出場。7-6で熱戦を制し、ドジャースが4年ぶりの世界一を奪還した。

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■相手ミスで流れを引き寄せる展開に

前日の第4戦は、負傷した左肩を庇いながらも安打で出塁した大谷。この日は安打こそ出なかったもののスタメンに名を連ね、メジャー7年目で歓喜の瞬間を迎えた。

試合は序盤からヤンキース打線が爆発し、主導権を握られる苦しい展開に。アーロン・ジャッジ外野手にワールドシリーズ初アーチとなる先制2ランを喫するなど、3回までに5点のリードを奪われた。

対するドジャースは、相手先発ゲリット・コール投手に苦戦。4回まで無得点に抑えられるも、5回表にジャッジの落球で走者を出すと、アンソニー・ボルピー内野手とコールも守備もミスが連鎖。相手の隙を突いたフレディ・フリーマン内野手が中前打で2点差に迫り、テオスカー・ヘルナンデス外野手の2点適時打で同点に追いついた。

■初のポストシーズンで頂点掴む

再び1点ビハインドで迎えた8回表には、無死満塁からギャビン・ラックス内野手とムーキー・ベッツ外野手の犠飛でついに逆転。8回裏に抑えのブレイク・トライネン投手で流れを断ち切り、最終回はウォーカー・ビューラー投手もつぎ込んで逃げ切り。7-6でヤンキースを下し、4勝1敗で2020年以来となる世界一を掴み取った。

大谷はこの日もフル出場を果たし、初のポストシーズンを最後まで駆け抜けた。メジャー7年目で届いた悲願の世界一、歓喜の瞬間はチームメートの輪に加わり笑顔を爆発させた。

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