日本代表「侍ジャパン」は13日、野球最強国を決める国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」のオーストラリア戦に出場。先発の井上温大投手（巨人）が、5回0／3を5安打8奪三振2失点の好投、9－3で勝利した。
◆【実際の動画】井上がバザーナをキレのあるフォーシームで三振に！6回途中、勝ち投手の権利を持って降板
■力のあるフォーシームで主力封じる
井上は、初回先頭のトラビス・バザーナ内野手に中前打と盗塁を許して得点圏に走者を背負うも、続く2番アーロン・ホワイトフィールド外野手を見逃し三振に。3番ロバート・グレンディニング内野手を遊ゴロ、4番リクソン・ウィングローブ内野手も空振り三振に打ち取り、無失点の立ち上がりを見せた。
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その後も井上は、伸びのあるフォーシームと鋭いスライダーのコンビネーションで好投。3回表には、初回に中前打を浴びたリードオフのバザーナも空振り三振に打ち取るなど、圧巻の投球。
6回表に一発を浴びたものの、5回0／3で74球5安打2失点8奪三振の好投。相手打線を封じ、リードを保ったまま勝利投手の権利を持って降板した。
打線は初回、侍ジャパンが楽天の辰己涼介外野手の犠飛で先制点。続く2回には併殺崩れの間に追加点、相手のミスにもつけこみ4回までに5点のリードを奪った。6回表に2本の本塁打で2点差まで迫られるも、終盤8回裏に森下翔太外野手と、栗原陵矢内野手の適時打でダメ押し。9－3で勝利し、連覇へ向けて幸先のよいスタートを切った。
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