【MLB】大谷翔平、4年連続受賞の「エドガー・マルティネス賞」でも“史上初”の快挙 地元メディアも称賛「これまでにない攻撃力」

 

A.Kudo/SPREAD編集部

ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

ドジャース大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、今季もっとも活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を受賞した。

これで大谷は4年連続4度目の選出となり、ア・ナ両リーグでの受賞はメジャー史上初の快挙となった。

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■ドジャース選手としても初受賞

12日(同13日)にシルバースラッガー賞を獲得したばかりの大谷の受賞ラッシュが始まった。

ドジャースに移籍して1年目の大谷は、今季159試合に出場して打率.310、197安打、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036をマーク。メジャー史上初となる「50-50(50本塁打・50盗塁)」の達成や、本塁打と打点でナ・リーグ二冠を獲得するなど躍動し、チームのワールドシリーズ優勝にも大きく貢献した。

同賞の受賞は『MLBネットワーク』の特別番組「オールMLBチームショー」にて発表された。大谷の受賞を受けて、現地メディア『ドジャー・ブルー』は、「オオタニはこれまでにない攻撃力を発揮した」と今季の大谷の活躍ぶりを称賛。

「塁上でも非常に効率的で、盗塁を阻止されたのはわずか4回だった」と走塁面を評価したほか、「オオタニは、出塁率と長打率を除くほぼすべての攻撃分野で自己最高記録を樹立した」と、得点(134点)、本塁打、長打、OPS、塁打数(411)でナ・リーグのトップに立ったことを高く評価した。

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また、ナ・リーグでは2022年からDH制が導入されたため、同賞を受賞するのはドジャースの選手として初の快挙となった。

大谷はさらに、同番組で発表された今季の通算成績をもとに、ファンとメディア関係者の投票で各ポジションから「ファーストチーム」と「セカンドチーム」が選ばれる「オールMLB」には4年連続で名を連ね、「ファーストチーム」指名打者部門で選出を果たした。

同番組で発表される、今季もっとも活躍した打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」にもノミネートされている。

ナ・リーグ最優秀選手(MVP)の最有力候補にも目されている大谷。受賞ラッシュの行方に期待が高まる。

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