【MLB】ド軍はT・ヘルナンデスの再契約が最優先も「動きが滞る」 地元メディアが言及した“プランB”の獲得候補は……

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

動向が注目されるドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手
動向が注目されるテオスカー・ヘルナンデス外野手(C)ロイター

ドジャースは今オフにジャイアンツからフリーエージェント(FA)になったブレイク・スネル投手を獲得。さらに、8日(日本時間9日)には同じくジャイアンツからFAのマイケル・コンフォルト外野手との契約合意が伝えられるなど、チーム強化を進めている。

そんなドジャースだが、さらに外野手の補強を進めているとされ、現地メディアが候補選手に言及している。

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■エドマンのレギュラーは濃厚

ドジャースは2024年シーズン途中から右翼を守ったムーキー・ベッツ内野手が、来季は遊撃か二塁での起用が濃厚。今オフに5年契約を新たに結びなおしたトミー・エドマン外野手、2024年にジャイアンツで20本塁打を放ったコンフォルトが現状では外野のレギュラーを務めると想定される。

焦点となるのが3人目で、かねてから有力候補に挙がるのがテオスカー・ヘルナンデス外野手。ドジャースの一員としてプレーした2024年は自己最高の33本塁打を放つ活躍で世界一に貢献し、その明るいキャラクターでも知られる32歳との再契約が既定路線とされてきた。

そんななか、地元メディア『ドジャース・ネーション』はT・ヘルナンデス再獲得をめぐる現状をレポート。「ドジャースファンの大多数はヘルナンデスがロサンゼルスに戻ってくることを望んでいる」としつつも、「ドジャースとの契約に向けた動きが滞っている」と不透明であることを明かしている。

■編成本部長が言及

記事内ではアンドリュー・フリードマン編成本部長が「もう少しパワーのあるチームにもできるし、コンタクトの優れたチームにも、守備の優れたチームにすることもできる」と言及し、チーム編成において選択肢を持っていると報道。

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T・ヘルナンデスに代わるプランBとしてパドレスからFAのジュリクソン・プロファー外野手を取り上げ、「プロファーの2024年の三振率はわずか15.1%でヘルナンデスの28.2%に比べて低い」と確実性に優れるとメリットを指摘。守備を重視するのであれば、ツインズからFAのマックス・ケプラー外野手も選択肢になり得ると見ている。

パドレスのジュリクソン・プロファー

パドレスのジュリクソン・プロファー(C)ロイター

優先事項はT・ヘルナンデスとの再契約であるものの、フアン・ソト外野手のメッツ入団が決まり、32歳スラッガーの市場での存在感も高まってきたとされる。ドジャースが方針を変更し、他選手を狙う可能性は出てくるのか。

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