シュツットガルトFWの浅野拓磨選手がインスタグラムを更新して、今シーズンの振り返りと未来への抱負を語っている。
シーズン後半戦を出番なしのまま過ごした浅野選手は、「今までにないくらいの難しさ、厳しさ、悔しさを感じたシーズンになりました」とサッカー選手として、悔しい思いを率直に綴った。
2018年出場なしも「苦しいと思ったことはない」
2016年7月にサンフレッチェ広島から、イングランド・プレミアリーグのアーセナルに移籍した浅野選手だが、英国でプレーするために必要な労働許可が下りず、ドイツ2部のシュツットガルトへ期限付き移籍することになった。
シュツットガルト1年目はドイツ初ゴールを挙げ、カールスルーエSCとのダービーマッチでも1試合2得点を記録するなど活躍したが、1部昇格を果たした2年目は苦戦が続いた。
シーズン途中で監督が交代すると新監督の下では出場機会を得られず、2017年12月の試合を最後に、2018年は出場試合なくシーズンを終えることになった。
不本意な形でシーズン終了を迎えた浅野選手だが、「それでも苦しいと思ったことは一度もありません」と言う。
「それを自分に言い聞かせているのかもしれないからこういう感情を本当は苦しいというのかもしれません。でも僕はこういう難しくて厳しくて悔しいと感じることが楽しいと思っています」
ここからどう這い上がっていけるのか、未来の自分がどうなっているのか自分自身に期待していると前向きな姿勢を崩さず、「だからこそ今はその未来をより良いものにできるよう目の前のことに100%で、全力で取り組みたい」と目標に向けて努力を続ける。
いつか応援してくれる人たちに恩返しを
「でもそれを1人でしようと思っても限界があると思います。僕はなんで頑張るということができているのか。それはファン、サポーター、指導者、代理人、マネージャー、チームメイト、友人、家族の支え、サポート、応援があるからです。僕にとってそれがなによりの力になり、原動力です」
いつか応援してくれている人たちに恩返しするためにも、「コツコツと目の前のことに対して100%で笑顔を忘れずに頑張っていきたい」と今後への抱負を語った浅野選手。
ひたむきに努力を続ける姿には、「これからの活躍に期待してます!」「頑張ってください!!応援してます」「この壁を乗り越えた先に未来はある!」「よっしゃー!素晴らしい????応援してます」など、応援のコメントが多く寄せられている。