【フェアリーS/前日オッズ】単勝9.9倍以下は鞍上で明暗 「3.0.0.5」で“単回収値1333”該当の穴候補は……

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フェアリーS2025の枠順

JRAは11日、第41回フェアリーS(GIII、芝1600m)の前日最終オッズを発表した。

百日草特別2着のホウオウガイア(牝3、美浦・大竹正博厩舎)が単勝4.6倍で1番人気、シンリョクカの半妹レイユール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)が単勝5.2倍で2番人気。

以下、エリカエクスプレス(牝3、栗東・杉山晴紀厩舎)が単勝6.0倍で3番人気、ティラトーレ(牝3、美浦・牧光二厩舎)が単勝6.6倍で4番人気、マイスターヴェルク(牝3、美浦・勢司和浩厩舎)が単勝9.3倍で5番人気と、ここまでが10倍以下。

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■人気馬も伏兵も末脚で明暗

人気サイドが不振な本レース。過去10年で、勝ち星が多いゾーンは単勝5.0~9.9倍で【5.1.2.22】勝率16.7%、単勝回収値118。このうち昇級戦組が【4.1.2.13】で、継続騎乗【3.1.2.8】に対して乗り替わりは【1.0.0.5】と微妙。レイユールやティラトーレの評価は上げておきたい。

単勝4.9倍以下は【1.2.0.11】で、このうち上がり3F1位かつ33秒5以下で連対実績のある馬に限ると【1.2.0.3】。差し馬の台頭が目立つ本レースにおいて、メンバー中トップクラスの末脚性能を示しているような馬が支持を集めていれば、信頼度が増す。なお、今年のメンバーではレイユールとミーントゥビーしか、この実績を有していない。

複数勝ち星を挙げているのは単勝30~49.9倍のゾーンで【3.0.0.20】。勝ったのは2015年ノットフォーマル、17年ライジングリーズン、23年キタウイングの3頭。上記のうち、1500m以上のオープンクラスでレース経験があった馬に限ると【3.0.0.5】勝率37.5%、単勝回収値1333を記録。馬券外5頭中2頭も掲示板に載っていた。OPクラスで敗れた過去があったとしても、経験値が活きるシーン。キタウイングの妹・キタノクニカラは狙えそうだ。

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単勝10.0~29.9倍は【1.7.8.31】と2、3着が多く、必ず押さえておきたいゾーン。このうち昇級戦組が【1.7.6.21】複勝率40.0%、複勝回収値164で、過去10回中9回において1~2頭が好走を果たす。このうち、当日上がり3F35秒4以下かつ上がり5位以内馬が【0.7.5.5】連対率41.2%、複勝率70.6%を記録しており、そういった終いの脚が使えそうな伏兵を狙いたいところ。阪神JFから巻き返しを狙うジャルディニエやミーントゥビー、距離短縮で控えれば脚が溜まりそうなモルティフレーバーは押さえ必須。

馬連は(7)ホウオウガイア-(8)レイユールが12.5倍、3連複は(7)ホウオウガイア-(8)レイユール-(12)エリカエクスプレスが30.1倍、3連単は(7)ホウオウガイア→(8)レイユール→(12)エリカエクスプレスが107.1倍で1番人気。

■11日・前日最終オッズ

人気馬名単勝
1ホウオウガイア4.6
2レイユール5.2
3エリカエクスプレス6.0
4ティラトーレ6.6
5マイスターヴェルク9.3
6ジャルディニエ11.3
7ミーントゥビー11.7
8モルティフレーバー14.8
9ニシノラヴァンダ26.3
10ルージュミレネール33.3
11キタノクニカラ37.7
12エストゥペンダ40.9
13ネーブルオレンジ48.5
14ハードワーカー69.9
15レモンバーム71.6
16ミラーダカリエンテ76.0

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

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