張本美和、16歳が昨年初勝利の孫穎莎と2025年初対決の可能性 3日にインドの20歳選手と1回戦、優勝争いに絡めるか【シンガポールスマッシュ】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

張本美和、16歳が昨年初勝利の孫穎莎と2025年初対決の可能性 3日にインドの20歳選手と1回戦、優勝争いに絡めるか【シンガポールスマッシュ】
張本美和(C)WTT

卓球の「シンガポールスマッシュ2025」は2日から本戦が開幕。日本からは男女の有力選手がエントリーしており、勝ち上がりには注目が集まっている。

3日に1回戦を迎えるのが女子シングルスで第6シードとして挑む張本美和(木下グループ)。今大会に参戦している世界トップ選手と対戦の可能性があり、その戦いぶりには期待が集まっている。

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張本美は「天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会」では早田ひな(日本生命)に決勝でストレート負けを喫したものの、2年連続の準優勝。安定した力を蓄えた16歳が今年最初のスマッシュに挑むことになる。

初戦は20歳のヤシャスウィニ・ゴルパデ(インド)との初陣を迎える張本美だが、今大会は3回戦まで勝ち進めば世界ランキング9位でパリ五輪シングルス4位の申裕斌(韓国)と対戦の可能性があり、Tリーグでも対戦経験のある相手国エースとのマッチアップが実現すれば興味深い。

さらに、準々決勝まで勝ち抜けば、世界ランキング1位の孫穎莎(中国)と戦う可能性があり、昨年10月の「ITTFアジア卓球選手権」の団体戦決勝で初勝利した相手との2025年初対決が実現することになる。昨年ラリーに磨きをかけて中国選手を次々に破るなど、殻をひとつ破った張本美が世界女王相手との再戦が決まれば、大会の優勝争いにも関わる可能性がある。

全日本ではあと一歩のところで女王を逃した張本美が、シンガポールで躍動し、上位争いに絡んでいけるのかは注目したい。

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