【MLB】鈴木誠也、タッカー加入で不本意なDH出場も「任されたところで全力を」 カウンセル監督「私の責任、対話をもっと行うべきだった」

 

H.Ariga/SPREAD編集部

カブス・鈴木誠也(C)ロイター
カブス・鈴木誠也(C)ロイター

カブス鈴木誠也外野手は14日(日本時間15日)、米アリゾナ州メサでキャンプイン。9日(同10日)のバッテリー組に続いて野手組が合流し、初日から軽快な動きを見せた。

練習後にはメディアの取材に応じ、今季にかける意気込みなどを語った。指名打者(DH)として臨むシーズンについても言及している。

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■タッカー加入でポジション変更に

カブスには今季、アストロズから強打の28歳カイル・タッカー外野手が加入。昨季は故障で78試合の出場に留まったものの、打率.289、23本塁打、OPS.993を記録。公式放送局『MLBネットワーク』のポジション別ランキングで右翼手部門2位に選ばれたスラッガーが入団したことで、鈴木はポジションを追われる形になった。

鈴木はメディアに対し、「任されたところで全力を出すだけ。DHだろうが守備に就こうが、自分のやれることっていうのはしっかりやらないといけないと思いますし、そのために準備もしっかりしていきたいなと思っています」と話した。

右翼手での出場を強く望んでいたと報じられた点については、「監督との会話なので深くは教えられないですけど、去年はあんまりコミュニケーションがしっかりとれていなかった。今年に関しては、お互いしっかりとりましょうという話をした感じです」と明かし、現時点ではDH出場を受け入れた様子だ。

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■指揮官もコミュニケーション不足認める

対するクレイグ・カウンセル監督は、この件について「(ポジション変更は)シーズンの終わりに話し合いの場を持ったが、私の責任だと思っている。彼との対話をもっとしっかり行うべきだった」と、自らの非を認めた。「言葉の壁があると、どうしても怠ってしまうことがある。でもそれは私の問題であり、もっと努力しなければならない。鈴木には改善すると約束した。一生懸命取り組むつもりだ」と、双方歩み寄りの姿勢を見せている。

米メディア『Marquee Sports Network』は、「スプリングトレーニングでは、鈴木は引き続き外野守備にも就く予定で、主に両翼でのプレー機会を得ながら調整していく」と伝えている。日本で開幕を迎える、鈴木のメジャー4年目に注目だ。

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