ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は27日(日本時間28日)、ロッキーズとのオープン戦に「2番DH」で先発出場。3打席に立ち、右前打を放つなど3打数1安打と結果を出した。
試合後にはメディアの取材に応じ、昨季オフに手術した右足首の状態に言及。当面は治療を続けながら試合に出場することを明かした。米複数メディアが報じている。
◆フリーマンに逆転サヨナラ満塁弾、元ヤンキース左腕がWS敗北の悔しさ吐露「我々の方が優れたチームだった」
■「足首はリハビリが難しい」
フリーマンはこの日、初回1死走者なしで打席に入ると、鮮やかな右前打で出塁。オープン戦初出場で軽快な動きを見せた。昨季はレギュラーシーズンの本拠地最終戦で右足首を負傷、地区シリーズ直前に肋骨を骨折しても強行出場を続け、ワールドシリーズMVPに輝いた。オフには右足首を手術し、現在も完全回復には至っていない。
MLB公式サイトによると、フリーマンは「球もよく見えていたし、ストライクをしっかりと振れたと思う。最後の球は少し高めだったが、今日はとにかく多くのスイングをしたかった」と話し、「感触はとても良かったです」 と納得の様子。足首に関しては「恐らく、オールスター前くらいまでは治療とテーピングを続ける。一日中立ちっぱなしなので、下半身のケガは特に治りにくい。特に足首はリハビリが難しいね」と明かしたそう。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「初戦とは思えないほど球をよく見極めていたし、初打席のスイングも素晴らしかった。私の予想以上に良い動きをしていたし、話を聞いた限りでは、試合後の状態も問題なかったようだ」と、安堵した様子。治療を続けながらの出場とはなるが、日本での開幕戦に向けて着実にステップを踏んでいると見られる。
◆大谷翔平、ド軍指揮官も感嘆する“二刀流復活”への道のり 現地メディアも唯一無二の脅威に言及「どの球団にもない優位性」
◆「ドジャースはラックスの放出を後悔か」と米メディア キム・へソンの打撃に懸念生じ……「トレードは早計だった可能性」と指摘