ナ・リーグ西地区のドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でのマーリンズ戦に15-2で大勝。今季20勝目を挙げた。
「1番DH」で先発出場した大谷翔平投手が、初回に同点7号ソロ。「4番右翼」のテオスカー・ヘルナンデス外野手は、5打数4安打4打点の固め打ちを見せるなど、ドジャース打線が序盤から爆発。18安打の猛攻で圧倒した。
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■20勝到達で西地区単独首位に
試合は初回に先制点を許したドジャースが、大谷の一発で反撃開始。無死走者なしから相手先発サンディ・アルカンタラ投手の初球シンカーを豪快に右翼スタンドへ叩き込むと、T・ヘルナンデスが中前適時打で勝ち越し。トミー・エドマン内野手の犠飛で追加点を挙げた。
大谷の一打から火が付いたドジャース打線は、2回裏にもT・ヘルナンデスが適時打。3回裏には、アンディ・パヘス外野手とムーキー・ベッツ内野手の一打で3点を追加し、一気にワンサイドゲームへ。その後も打線の勢いは衰えず、6回裏にはウィル・スミス捕手とエドマンの適時打で4点追加。7回裏にもT・ヘルナンデスがみたび適時打を放つなど、18安打15得点の猛攻。15-2でマーリンズを退けた。
この日4安打4打点の活躍を見せたT・ヘルナンデスは、メジャートップとなる今季30打点(31打点)一番乗り。好調のムードメーカーが打線を支えている。今季20勝目を挙げたドジャースは、この日敗れた2位のジャイアンツに1ゲーム差をつけて、ナ・リーグ西地区の単独首位に立っている。
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