今週は中京競馬場でチャンピオンズカップ(ダ1800m)が行われる。フォーエバーヤング不在は残念だが、世代交代を狙う3歳馬を中心に楽しみなメンバーが集まった。
ここでは、過去10年からナルカミとルクソールカフェにフォーカスしたデータを取り上げる。
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目次
■ナルカミに“馬券内率71%”の追い風
4連勝中で古馬GIへと歩みを進めたナルカミ。逃げてちぎるという圧倒的なパフォーマンスを披露している反面、揉まれる競馬になった際にどう対処するかというリスクも抱える馬。はたしてデータはどのような結論を下したのだろうか?
・前走1600m以上を逃げ戦法で3着以内【2.1.2.2】
馬券内率に換算すると71%。レモンポップの連覇が記憶に新しいところだが、同馬以外にも4番人気2着クラウンプライド、14番人気3着アナザートゥルースと激走にいとまがない。逃げ先行馬の好走が目立つ本レースの特徴を表すデータと言えるだろう。
ナルカミについて補足すると、前走ジャパンダートクラシックの勝ち時計は前年のフォーエバーヤング超え。逃げ切り勝ちの直近3戦はいずれも上がり3F最速をマークし続けており、自身の脚力そのものを素直に評価すべきだ。レモンポップ引退から1年、田中博康厩舎に現れたゴドルフィンの新星が王位継承を成し遂げる可能性は十分だ。
■ルクソールカフェに「0.0.1.9」の不穏データ
同じ3歳馬でもルクソールカフェはやや信頼度が落ちる感あり。前走武蔵野Sはワンターンの東京マイルで快勝。再びナルカミとの対戦に挑む一戦となるが、今回は積み重ねた実績に一抹の不安がよぎる。
・GI連対歴のない3歳馬【0.0.1.9】
ゴールドドリームやカフェファラオ、セラフィックコールといった当日2番人気に支持されていた馬も馬券外。GI連対歴のない3歳馬×チャンピオンズCは勝利が極めて困難となっているのだ。
個人的なことを述べると、ルクソールカフェは来年のフェブラリーSを勝てる馬だと思っている。前述のゴールドドリーム、カフェファラオと戦績や馬主を含めたバックボーンがあまりにも似通っているからだ。そうした部分も加味したうえで、今回は評価を下げるのがベターと判断したい。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















