羽生結弦が『Otonal』に込めた想い 敬愛するジョニー・ウィアーと同じ会場で「いい演技がしたかった」

フィギュアスケートのグランプリファイナルが開幕し、男子シングルでは羽生結弦選手が97.43点でショートプログラム2位につけた。首位にはネイサン・チェン選手(米国)が110.38点で立った。

今大会は2006年のトリノ五輪でも使われたパラベラ競技場で争われている。ショートプログラムで『Otonal(秋によせて)』を演じた羽生選手には、この会場とプログラムに特別な想いがあった。

「強い相手と最高の戦いがしたかった」

羽生選手は3本目の連続ジャンプが単発になるミス。チェン選手に大きな点差をつけられた。会見では「最高の戦いをしたかった」と悔やむ言葉も出た。

「僕はやっぱり強い相手と戦うのが凄い好きで、今日も自分の演技前に彼(チェン選手)の点数だけ見て演技に入りました。結果としては自分もいい演技をして、彼と最高の戦いをしたかったなという風には思っています」

2日後のフリーに向けては「これも1つの経験。フリーに向けて楽しむ材料が増えた」と話した。

(c)Getty Images

ジョニー・ウィアーと同じ『Otonal』でいい演技がしたかった

会見ではトリノ五輪と同じ会場で『Otonal』を演じたことへの質問も出た。このプログラムは、羽生選手の敬愛するジョニー・ウィアーさんが、トリノ五輪のショートプログラムで演じたものと同じだった。

「正直な気持ちを言うと」と微笑みながら切り出した羽生選手は、「このプログラムでジョニー・ウィアーさんは、トリノ・オリンピックで凄くいい演技をして2位だったので、僕もいい演技したかったなというのが本音です」と答えた。

「ただ」と続けた羽生選手は、言葉を探すように上方へ目をやったあと、「悔しいと言っててもしょうがない」と改めてフリーへの意気込みを語った。

「この点差は大変だなとは思うんですけど、またフリーに向けていろいろ考えたい。僕にできることが何なのか、何をするべきなのか考えながら1日、1日過ごしたらいいなと思います」

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