卓球の世界一を決める「2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会」が4月28日から5月10日にかけて行われる。2年ぶりの団体戦となり、各国の戦いに注目が集まる。
そうした中、55年ぶりの金メダルを狙う日本女子の前に立ちはだかるのが中国。世界ランキング上位者を揃え、6連覇中の王国が最大のライバルとなる。
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■陳夢に代わり22歳の蒯曼が台頭
日本は前回の釜山大会決勝で中国と対戦し、ゲームカウント2-3と肉薄。早田ひな(日本生命)が陳夢を、平野美宇(木下グループ)が王芸迪を破り、金メダルまであと一歩に迫った。
迎えるロンドン大会でも、日本にとって最大の壁は6連覇中の中国。世界ランキング上位を占める最強メンバーとの対峙は戴冠に向けて必須となる。
今回の中国は世界1位の孫穎莎、同2位の王曼昱が軸。同3位の陳幸同、同8位の王芸迪のベテラン2人に加え、同7位で22歳のサウスポー・蒯曼が新たに代表入りした。東京、パリ五輪金メダリストの陳夢は代表から退いているが、戦力の層は依然として厚く、女子卓球界をけん引する最強布陣が揃っている。
中でも警戒が必要なのは孫穎莎と王曼昱。日本のエースである張本美和(木下グループ)は孫穎莎に1勝8敗、王曼昱には0勝11敗と苦戦。また、前回に続き主力を担う早田も孫穎莎に0勝18敗、王曼昱に0勝5敗と、いずれも国際大会での成績で大きく負け越している。
張本美、早田に加え、橋本帆乃香(デンソー)、長﨑美柚(木下アビエル神奈川)、面手凛(日本生命)が名を連ねる今回の日本女子。大会期間中にどのような布陣を組み、最適解を導き出せるかが、中国超えでの金メダル獲得に向けた鍵となる。
世界ランキング上位者を揃え、優勝候補筆頭に君臨する中国。日本女子がどのように対抗するのか、団体戦の行方に注目が集まる。
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