【MLB】タティスJr.が今季202打席で「本塁打なし」 “ハードヒット率メジャー7位”にも関わらず……27歳に起きている異変

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】タティスJr.が今季202打席で「本塁打なし」 “ハードヒット率メジャー7位”にも関わらず……27歳に起きている異変
パドレスのフェルナンド・タティスJr.(C)Getty Images

ナ・リーグ西地区のパドレスは19日(日本時間20日)、本拠地ペトコパークでドジャースと対戦。4-5で接戦を落とし、地区首位の座を1日で明け渡した。

この日、「1番右翼」で先発出場したフェルナンド・タティスJr.外野手は5打数2安打。3試合連続の安打を記録したが、本塁打は出ず。開幕から「202打席ノーアーチ」という異常事態が起きている。メジャー通算152発、昨季25本塁打を放った27歳に何が起きているのか。

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■長期打撃不振の要因は……

MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』で、タティスJr.が25本塁打を記録した昨季と今季の打撃指標を比較してみる。平均打球速度は、昨季が93.3マイルで今季は92.1マイル。わずかに減少はしているものの、現在もメジャー上位12%に位置しており、12本塁打を放っているドジャースのマックス・マンシー内野手と並んでいる。

95マイル以上の打球割合を示す「ハードヒット率」にいたっては、56.6%でメジャー全体7位にランクイン。一方で、平均打球角度が昨季の9.4°から1.9°まで大幅に減少。例年10%前後を記録している中で、異常値と言ってもいいレベルだ。とりわけ、速球系の球種に全く角度をつけて打てなくなった点が深刻な影響を及ぼしている。

そして際立つのが、引っ張った時に打球を打ち上げた割合「Pull AIR%」がわずか7.0%に。フライボール、ラインドライブ、ポップフライ全てを含む同指標において、過去3年間では12.0%から15.1%を推移していたが、極端に低下している。スイング軌道の指標を見ても、インパクトの瞬間に本塁打になりやすい角度にバットを出せていない。

開幕からおよそ2カ月、タティスJr.の本塁打なしはいつまで続くのか。長期の打撃不振から抜け出すには、スラッガー独特の「打球角度」がカギを握っている。

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