第87回オークス(優駿牝馬/24日/GI、東京芝2400m)には、二冠目を狙うスターアニス、フローラSを制したラフターラインズ、クイーンC勝ち馬ドリームコアなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「アランカール」を取り上げる。
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目次
■アランカール
母シンハライトの血を思えば、距離延長で真価を問いたくなるのも自然な流れか。近2走で徹底して大外一気に徹した競馬ぶりも、東京2400メートルを見据えていたと考えるとしっくりくる。折り合い重視の育成を続けながら、ようやく晴れ舞台に臨むことになる。
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1週前追い切りは武豊を背にポリトラックコースで調整。6F86秒8と全体時計は控えめだが、これは意図的に負荷を抑えた内容。むしろ注目したいのは、3頭併せで追走する形から、終始リラックスしたまま走れていた点だろう。以前は折り合いを意識し過ぎるあまり、首の使い方に硬さが出ていたが、今回は肩の力を抜いて走れていた。 最終追い切りは火曜に坂路。引き続きソフトな調整ながら、動きそのものは一段階上向いてきた印象。派手な反応ではないが、完歩の伸びが実にスムーズで、加速に無駄がない。柔らかく地面を捉える走りはまさに中長距離仕様。
近2走の競馬ぶりを見ても、この馬が単純な瞬発力勝負だけを求められていたわけではないことは明白。母シンハライト譲りの持続力を最大限に引き出すため、折り合いとリズムを徹底して教え込まれてきた印象が強い。負荷を抑えながらここまで動けている点には好感が持てるし、極端に攻めず馬体を維持する調整へシフトしたことも、スタミナ面を考えれば理にかなっているように映る。東京2400メートルという舞台設定は、現状の同馬の走りと非常に噛み合いそうな雰囲気。直線でどこまで脚を持続できるか、その一点に大きな魅力を感じさせる。変われば今回、要注意だ。
総合評価「A」
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