3月17日に阪神競馬場で第72回阪神大賞典(GII、芝3000m)が行われる。
昨年はジャスティンパレスが勝利し、そのまま春の盾も制覇してGI馬へと輝いた。
今年は、日経新春杯で重賞初制覇を果たしたブローザホーン、日経新春杯2着の4歳馬サヴォーナ、ベテランステイヤーのテーオーロイヤル、本レース2勝のディープボンドらスタミナ自慢が集結。
ここでは過去10年のデータから「配当傾向」を分析して、レース傾向および“儲かる買い方”をジャッジする。
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■3番人気以内が強い
過去10年でもっとも荒れた年は、1.3倍の圧倒的1番人気アリストテレスが7着に敗れ、3番人気のディープボンドが勝利した2021年。単勝は1030円で、過去10年において唯一の4桁配当。3人気+2人気+9人気の決着で馬単7640円、3連単12万400円と上位人気2頭が入ったわりに高配当だった。
1番人気は【6.1.1.2】で、1~3番人気以内が揃って連対した年は3回しかないものの、1番人気の連対が多いため、馬連は3桁配当が5回あり、平均配当が1720円で、馬単は2730円。1番人気が連対に絡んだ7回の平均配当は馬連1026円、馬単1404円であることから、狙い馬が1番人気の際は馬単よりも「馬連」が望ましい。
残る4勝は2番人気【2.2.1.5】と3番人気【2.0.3.5】。いずれにしても人気サイドだが、1番人気以外から買うなら馬単で上積みを狙いたいところだ。
3連複の平均配当は6853円で3桁配当が3回、10~20倍台が4回。3連単が2万7888円で、2019年~2021年に8万馬券、4万馬券、12万馬券と続き、それ以外は30~80倍台。3番人気以内のうち2頭が揃って好走した年が8回もあるため、3連系はシビアな配当になりやすい。基本的に点数はかなり絞る必要があるが、荒れると踏めば手広く流してもいい。
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■今年は混戦模様で波乱ありか
勝ち馬10頭を見てみると、このうち9頭ははいずれも上がり3F最速をマーク。本レースで上がり3位以内は【10.9.5.6】なので、そもそも長距離戦における末脚性能が求められる。前述のアリストテレスは重馬場で切れ味を削がれたことも敗因のひとつだろう。
一方で、勝ち馬10頭に共通するのは「前走が上がり最速ではなかった」こと。基本的には前走GIIIよりGII、GIIよりGI組が強く、格がモノを言う本レース。2400m前後のGIレースが多いことから、距離が延びて適距離に戻ることで、本領発揮が叶う傾向だ。切れとスピードが要求されるクラシックディスタンスで、すでに上がり最速をマークしているようなら、その距離が適距離とも取れる。
そういった意味ではブローザホーンが人気になるようなら、嫌ってみるのも手か。また4歳世代のレベルに疑問が残る今、サヴォーナの取捨もカギとなる。
混戦を極める今年は波乱含みと見ていいかもしれない。
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◆著者プロフィール
シャト美(しゃとみ)
馬とお酒をこよなく愛する競馬女子。シャト美の由来は、強さと美しさを兼ね備えた名馬タイキシャトルより。馬券は無駄な買い目を削ぎ落とし、少点数の馬連、馬単、ワイドがメイン。現在はUMAJIN内『競馬サロン』にて予想コラム、『SPREAD』では、シビアに馬券と向き合う「高配当メソッド」を執筆中。
















