第61回北九州記念(5日/GIII、小倉芝1200m)には、前走鞍馬SのレコードVから重賞タイトルを狙うフリッカージャブ、同2着のアンクルクロス、葵S勝ちのデアヴェローチェなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「サウンドモリアーナ」を取り上げる。
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■サウンドモリアーナ
デビュー時から馬体を維持すること自体が難しかった同馬だが、この中間に関しては少し様子が違う。中9週という間隔を取りながら、しっかりと本数を積み重ねてこられたことにまず好感を覚える。
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2週前の土曜には坂路で一杯に追われて4F50.6-36.4-23.7-12.2。僚馬にクビ差遅れを取ったが、大きく追走してのもので割り引く材料ではない。しっかり負荷を掛けられたことに大きな意味がある。1週前水曜にも坂路で追われて終いはスッと反応。小柄な牝馬ながらトモがしっかりと張り、反応の鋭さは、これまででも一、二を争うものだった。8日前、土曜追いの坂路では4F53秒8-37.9-24.6-12.5。重たい馬場だったが、息遣いにも苦しさはなく、集中力も高いレベルで維持。水曜の最終追いも鞍上の吉村騎手を背に軽快な脚取りで微調整を済ませた。
元々、スピード能力の高さは重賞級のものを秘めていた同馬。ただ、これまではその能力を支えるだけの肉体的な余裕がなかったわけだが、今回は違う。馬体を減らすことを恐れずに早い段階から調整を進められたことで、走りに芯が入った印象を受ける。実際、腹回りを中心に馬体はフックラとしており、目の奥の光にも危うさは皆無。完成という言葉を使うにはまだ早いのかもしれないが、充実期の入り口に立った見れば3連勝も不思議なし。
総合評価「S」
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