タイガースの最強左腕タリク・スクーバル投手がトレード市場に出た場合、各球団は獲得に動くのか、控えるのか。米スポーツメディア『The Athletic』は28日(日本時間29日)、タイガースを除く29球団の動向を予想した。
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■意外にもメッツ、ヤンキースは様子見か
タイガースは現在、ア・リーグ中地区で最下位。ポストシーズン進出が遠のきつつあるため、チームは夏のトレード期限では“売り手”となり、再編に舵を切ることが濃厚となっている。
それに伴い、今季終了後にフリーエージェント(FA)となるスクーバルは、トレード要員として移籍する可能性が急速に高まっている。
そんな中、レッズやナショナルズなどでGMを務めたジム・ボーデン氏が、スクーバルがトレード市場に出た場合、各球団がどう動くのか『The Athletic』で予想した。
例えばナ・リーグ東地区首位のブレーブスであれば、「強力な先発ローテーションを既に擁しており、球団社長は電話に出てトレードの可能性を探るだろうが、スクーバル獲得のために全力を尽くす可能性は低い」などという説明がついた。
意外にも金満メッツは静観、名門ヤンキースなども様子見としており、レイズを有力候補、カブスなどを注目すべきチームとした。
■10月の先発ローテが「恐ろしい」
そして、ボーデン氏が“本命”に挙げたのは、やはりドジャースだった。「もちろん、彼らはスクーバル獲得に乗り出すだろう。10月の先発ローテーションが、スクーバル、山本由伸、大谷翔平、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーになるところを想像してみてほしい。恐ろしい陣容だ」と記した。
続けて「彼らにはトレードに出せる十分な駒もある。メジャーのロースターからジャスティン・ロブレスキーかエメット・シーハンのどちらかを差し出し、さらに(若手有望株の)ザイア・ホープ、ホセ・デ・パウラ、エドゥアルド・キンテロといった外野手たちから1人加えることもできる」とした。
タイガースは夏のトレード期限までに放出に踏み切らなければ、見返りを得ることなくサイ・ヤング賞左腕がチームを去るのを黙って見送ることになる。“現実主義者”と称されるスコット・ハリス編成本部長が、そのような事態を容認するだろうか。チーム再編のためにスクーバルを差し出し、有望株を手に入れる道を選びそうだが……。8月上旬に設定されているトレード期限まで目が離せない。
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