卓球の国際大会「USスマッシュ2026」は4日(日本時間5日)、女子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング21位の佐藤瞳(日本ペイントグループ)は同7位の蒯曼(中国)と対戦。ゲームカウント3-4で敗れ、準決勝進出を逃した。
1時間30分を超えるフルゲームの激闘を繰り広げた両者。WTT公式サイトが死闘を振り返り、勝利した蒯曼のコメントを紹介している。
◆【速報/動画あり】佐藤瞳、世界7位の蒯曼と1時間半超えの死闘もフルゲーム惜敗 カットマンが存在感示すも、王曼昱に続く中国越えならず【USスマッシュ】
■マッチポイント握られるも大逆転
ワイルドカードとして出場した今大会で世界ランキング2位の王曼昱(中国)や日本の橋本帆乃香(デンソー)に勝利し、快進撃を見せてきた佐藤。中国屈指のサウスポー、蒯曼との戦いは、互いの意地がぶつかり合う死闘となった。
序盤を支配したのは佐藤だった。粘り強いカットからの攻撃、効果的なサービスなどで試合をコントロールし、ゲームカウント3-1とリード。28歳の経験豊富なカットマンが、今大会2度目の中国越えへ近づいたかに見えた。
しかし、第5ゲームで佐藤にマッチポイントを握られながらも、蒯曼が逆転でこのゲームを奪取。22歳の中国選手が徐々に試合を引き戻した。最終第7ゲームでは、佐藤が6-10からデュースに持ち込む粘りを見せたが、最後は点の取り合いを16-18で制した蒯曼が、1時間半を超える死闘に決着をつけた。
WTT公式サイトは「計140得点の激闘:クアイ・マンがマーベリック・アリーナでの死闘で勝ち残る」と題した記事を掲載。この試合を振り返りながら、「日本のスター選手が築いた強固な守備の壁は、試合の大半を通じて攻略困難なものとなった」と佐藤の奮闘ぶりを称えている。
また、記事内では驚異の粘りを発揮し、逆転劇につなげた蒯曼のコメントを紹介。「今日は佐藤選手も私も素晴らしいプレーを見せたと思う」と両者の健闘を称えながら、「ショットが消極的になり、我慢強くプレーできず、状況をうまくコントロールできませんでしたが、16-16の状況ではそうした思考を断ち切り、強い精神状態で試合を締めくくることができた」とデュースの攻防を振り返っている。
今大会で快進撃を見せ、ベスト8まで勝ち上がった佐藤。最後は中国の次世代を担うサウスポー・蒯曼に屈したが、アメリカの地で28歳のカットマンが確かな存在感を見せつけた。
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