フランス地元紙『La Provence』は24日、日本代表MF中村敬斗(ランス)の去就に言及。リーグ・アンの名門マルセイユが関心を示していると伝えた。今回の北中米W杯で1ゴール1アシストをマークしたアタッカーに関しては、すでにエバートン、ボーンマス、フラムなどプレミア勢からの関心も伝えられており、今後の動向が注目されている。
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■攻撃陣強化へ向けて情報取集
『La Provence』の電子版は同日、新着ニュースとして中村の移籍情報を紹介。「マルセイユは主に選手の放出に力を入れているものの、補強も忘れてはいない。日本人ウインガー(中村)については情報収集を行ったが、まだ獲得に向けて具体的には動いていない」と伝えた。
元日本代表DF酒井宏樹も所属していた名門マルセイユだが、現在は財政難に直面。そのため、今夏はまず放出に注力し、メイソン・グリーンウッド、ピエール=エメリク・オーバメヤン、ハメド・ジュニオール・トラオレら高給取りの退団が決まった。
この動きに伴い、次にチームは不足している攻撃陣の補強に着手。その過程で、昨季ランス(フランス2部)で32試合に出場し、14ゴール3アシストを記録した中村に目を向けた模様だ。
■エバートンなどの名前も
新監督に就任したブルーノ・ジェネシオ氏は先週、「今後の補強については、すでに(強化担当の)グレゴリー・ロレンツィと何度も話し合っている。ただし、それは逆方向の動き、つまり今後どの選手が退団するかにも関係する。10日後には必要とする選手のタイプが変わっている可能性もあるため、状況に素早く対応しなければならない」とコメントしていた。
そうした中で中村の名前が浮上。監督と強化部の間で、すり合わせが済んだタイミングとも言えそうだ。
ただ、もし正式オファーを出したとしても、マルセイユの形勢不利は否めない。すでに中村を巡っては、英国営放送『BBC』が、「エバートン、ボーンマス、フラムが関心を示している」と報道。名門とはいえ、深刻な財政難に直面しているクラブが、プレミア勢に打ち勝ち、移籍を実現させる可能性は低いと見られている。
ランスは中村の移籍は容認しているが、『La Provence』によれば、クラブは中村の市場価値を約1500万ユーロと見積もっており、マルセイユがこれを違約金として支払えるかどうか、というのも今後の焦点となりそうだ。
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