FIFAワールドカップ北中米大会は15日(日本時間16日)、準決勝の残り1試合が行われた。前回王者アルゼンチンが、イングランド相手に2-1の逆転勝利。19日(同20日)の決勝では2連覇を懸けてスペインと対戦する。試合後、2アシストをマークしたFWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)は、決勝戦へ向けて「あとは神のみぞ知る、ということだ」と話した。
◆【実際の画像】20歳のメッシがお風呂に入れた“赤ちゃん”ヤマルと19年後W杯の舞台で直接対決 バルセロナの後輩との秘蔵ショット
■「楽しんで」国民に呼びかけ
後半40分までリードを許したものの、立て続けにゴールを決めて逆転したアルゼンチン。2アシストをマークし、勝利の立役者となったメッシは試合後、「このW杯は本当にとんでもない大会だし、また決勝に進めたことが信じられない。アルゼンチンの人たちには、(前回優勝した)カタール大会の時と同じことを伝えたい。『楽しんでほしい』と。このチームは決してみんなを失望させないから」と呼びかけた。
決勝の相手はスペイン。バルセロナでプレーしていたメッシにとって、人生の多くの時間を過ごしてきた特別な国になる。
「スペインは偉大な選手がそろった素晴らしいチーム。よく分かっているよ。選手たちのことも知っている。これまでに多くの選手と対戦してきたし、今でも彼らのことを追いかけている。何人かはバルサでプレーしているよね。バルサのことは今でも愛しているし、見守り続けているクラブだからね」と話し、バルサファンが喜びそうなコメントを発した。
■バルサではともに10番
スペイン戦では、FWラミン・ヤマル(バルセロナ)との新旧GOAT対決が注目の的。2人はともに下部組織出身で、メッシはバルサ時代に背番号10を付けていたが、現在10を背負っているのはヤマルとなっている。
さらに、さかのぼること19年前、2人はすでに邂逅。バルセロナのクラブ財団とスペイン紙『スポルト』が企画したチャリティーカレンダーの撮影で、生後5カ月だったヤマルの入浴を、当時20歳のメッシが手伝うというシーンが撮られていた。
ヤマルの母親が応募し、実現したものだったが、まさかあの時の赤ちゃんがW杯決勝の舞台に立ち、その子の面倒を見ていたメッシと相まみえるとは……ということで大きな話題を呼んでいる。
メッシはここまで8ゴール4アシストを記録。大会の得点ランクでは、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリード)と首位タイで並んでいる。対するヤマルは1ゴールに留まっているものの、得意のドリブルで相手守備陣を何度も切り裂いている。
次代を担う若きスターとスーパースターの競演。クライマックスにふさわしい物語が散りばめられている。
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