卓球の国際大会「WTTチャンピオンズマカオ」は10日、マカオで女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング14位の橋本帆乃香(デンソー)は同19位のアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)と対戦。ゲームカウント3-2で勝利し2回戦進出を決めた。
◆【実際の映像】カットマン・橋本帆乃香、難敵ディアスとのフルゲーム激闘を制す 勝負を決めた最終ゲームの鮮やかカウンター
■プエルトリコの難敵と激闘
今大会、張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)、大藤沙月(ミキハウス)とともに名を連ねた橋本。上位進出が期待される中、過去3戦3勝を誇るディアスとの初戦を迎えた。
第1ゲームは橋本が鋭いバックストレートを決めるなど、4連続ポイントで主導権を握る。ディアスの強打にも対応し、守備から攻撃につなげるなど、中盤にもポイントを重ねて優位に試合を運んだ。ゲームポイントを握った橋本は、最後もディアスのレシーブミスを誘い、11-3と圧倒した。
第2ゲームはディアスが立ち上がりに攻勢をかける中、1-3からのラリーでは橋本が素早い出足でポイントを奪うなど、強気の姿勢を見せて逆転する。5-3とリードを広げ、ディアスがタイムアウトを要求した。直後にディアスの連続得点で逆転を許した橋本は、投げ上げサーブで戦術転換を図ったが、ディアスの緩急を使った攻めの前に7-11でゲームを落とした。
第3ゲームは互いに点を取り合う中、橋本がブロックや逆回転のレシーブなど多彩な技術を駆使し、5-2とリードする。ディアスの浮いたレシーブをフォアで狙うなど、橋本から仕掛ける場面も見られ、徐々にリードを広げた。最後はディアスのレシーブミスを誘い、11-5で取り切り、王手をかけた。
第4ゲームはディアスが3連続得点を奪うなど、橋本が序盤にリードを許す展開となる。それでも4-7からは、後陣から前陣へ素早く動いてスマッシュを決めるなど、機動力を生かして対応。先にゲームポイントを握ったディアスに対し、橋本も投げ上げからの短いサービスで点差を詰めたが、最後はディアスが粘り、9-11で試合はフルゲームに突入した。
第5ゲームも立ち上がりから激しい応酬が見られる中、橋本は3-5とリードを許す展開に。しかし、直後のラリーで対角へのバックを決めるなど、後がない状況から6-6と追いつく。直後のラリーも拾って逆転した橋本は、そのまま流れをつかみ、マッチポイントを握る。最後はラリーから鮮やかなカウンターを決め、11-6で取り切り、この戦いをものにした。
フルゲームの激闘を制した橋本は、2回戦で早田との対戦が決定。ベスト8進出を懸けた日本人対決が実現することになった。
なお、男子シングルスでは世界ランキング14位の戸上隼輔(井村屋グループ)が同29位のシモン・ゴジ(フランス)との1回戦に挑み、ゲームカウント3-1で勝利。僅差をものにして2回戦進出を決めている。
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