ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督が1日(日本時間2日)、球団と新たに2年契約を結び、来季も指揮を執ることが決まった。その直後、米アリゾナのスポーツ番組『バーンズ&ガンボ』に出演し、ケテル・マルテ内野手との関係についてコメント。無断欠場で物議を醸した主砲への対応を改め「もうかばうことはしない」と明言した。
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■「これからは、君自身が責任を負う」
マルテをめぐっては、8月17日(同18日)に敵地フェンウェイパークでの試合に姿を見せなかったことで問題が浮上した。球団は当初、マルテを給与支払い義務が発生しない制限リストに登録。その後、左膝の検査を経て10日間の負傷者リストへ移した。様々な憶測が飛び交ったが、ほぼ無断欠場という認識が広まっている。
ロブロ監督はこれまで、マルテの欠場に関しては一貫して擁護する立場を取ってきたが、1日(同2日)に契約延長が決まった際には対応を変える考えを示した。『バーンズ&ガンボ』に出演した指揮官は、マルテについて「私が彼に伝えるとすれば……他の全ての選手と同じだ。これから君が下す決断については、君自身が責任を負う。これまで私がしてきたように、君をかばうことはやめる」と断言した。
マルテの無断欠場は、今回のケースが初めてではない。ロブロ監督は「これまで何か問題が起きれば自分の責任だと考え、選手たちを自分の息子のように守ろうとしてきた」と説明。一方で、「選手自身にも自分のために声を上げてもらわなければならない」と自立を促した。
■マルテの去就も焦点、球団首脳が相次いで言及
マルテは今季141試合に出場し、打率.249、22本塁打、76打点、OPS.748の成績。過去5年間の水準よりも低迷した。ダイヤモンドバックスとは2031年までの長期契約を残しており、今季4月でメジャー在籍10年が経過。同一球団で5年以上という条件を満たしたため、完全なトレード拒否権も得ている。
昨季オフにも球団はマルテへのトレードオファーを検討したが、交渉は成立しなかった。今季の成績だけでなく、8月の無断欠場をめぐる問題も重なり、今オフは改めて去就が焦点となっている。
ダイヤモンドバックスのマイク・ヘイゼンGMは、ロブロ監督の続投とマルテの将来は関連性がないとコメント。「彼らは素晴らしい関係にあり、とても上手くやっている」とかわした一方で、23年から大きく変わっていない戦力について、次のレベルへ進むために最適なのか見直す必要があると語った。
さらに、ケン・ケンドリック・オーナーもマルテについて「自分が持っている才能に見合った選手になってほしい。繰り返されてきた未熟な行動を乗り越えてほしい」と厳しく指摘している。
ドジャースやパドレス、ジャイアンツなど強豪ひしめくナ・リーグ西地区で3年連続ポストシーズンに届かなかったダイヤモンドバックス。ロブロ監督続投の決断を下した中で、チームの中心を担ってきたマルテをどう扱うのか。球団にとって今後の大きなテーマとなりそうだ。
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