フィギュアスケートの世界ジュニア選手権では3月7日(日本時間8日)に女子フリーが行われ、ロシアの13歳カミラ・ワリエワ選手が優勝した。
昨年12月のジュニアグランプリファイナル覇者でもあるワリエワ選手は、主要国際大会を連勝。エテリ・トゥトベリーゼコーチに新たなタイトルをもたらした。
初の世界ジュニアも「練習と同じように」
今シーズン、シニアデビュー1年目から主要国際大会を席巻し、グランプリファイナルでも表彰台を独占した“ロシア3人娘”ことアリョーナ・コストルナヤ選手、アレクサンドラ・トゥソワ選手、アンナ・シェルバコワ選手。
その3人と同じトゥトベリーゼ門下から早くも次のスター候補生が生まれた。
ワリエワ選手はショートプログラムでジュニアの世界最高得点となる74.92点をマーク。フリーでもレベルの高い演技を見せ152.38点で、合計227.30点は自己ベストだった。
「トウループで少しミスも出ましたが、基本的には満足しています」とワリエワ選手。世界ジュニア初出場だったが「どのような状況でも、練習でできることは同じように出し尽くさなければならない」と至って冷静だ。
チーム・トゥトベリーゼのインスタグラムには、金メダルを胸に微笑むワリエワ選手、銀メダルのダリヤ・ウサチョワ選手の写真がアップされ「言葉は不要です。頑張りました」とメッセージが添えられている。
この投稿をInstagramで見る
≪関連記事≫
紀平梨花、姉とともにカナダ入り 世界選手権では昨季の雪辱誓う
坂本花織、四大陸選手権の結果に悔しさも シーズン最終戦に向け「笑顔でおわれるように」