桃田賢斗、中高6年間を過ごした“故郷”福島に感謝 東日本大震災から9年

3月11日に東日本大震災から丸9年を迎えた。

中学・高校時代を福島で過ごした男子バドミントンの桃田賢斗選手は、忘れられない日にツイッターを更新し「福島の皆さんには本当に感謝してます」とメッセージを投稿した。

現在は眼窩底骨折からの復帰を目指す過程にあるが、桃田選手は「自分の故郷でもある」と語る福島のためにも「自分は今しっかりトレーニングを続ける事が大事。必ず良い結果を伝えられるように」と復活優勝を目指す。

震災に負けず日本人初の世界ジュニア王者に輝いた高校時代

(c)Getty Images

小学生時代から全国大会で優勝するなど飛び抜けた存在だった桃田選手。中学に上がると地元の香川県を離れ福島県の富岡町立富岡第一中学校に進学した。中高一貫の学校でバドミントンに打ち込んだ桃田選手は、3年時に全国中学校バドミントン大会で優勝し、高校生も出場する全日本ジュニアでベスト4入り

そんな桃田選手を震災が襲ったのは富岡高校1年時だった。桃田選手はインドネシアに遠征していたため被災を免れたが、帰国後は福島に戻ることができず一時的に香川の実家へ身を寄せる。

富岡高校は校舎や体育館が半壊して使用できない状態にあったが、福島県内の猪苗代町が生徒を受け入れることになり、富岡高校は猪苗代高校の教室を借りて再出発する。

先行きが見えない状況のなかで遠方へ転校する生徒もいたが、桃田選手は学校が再開すると福島へ戻った。そして震災に負けることなく2011年の世界ジュニアで男子シングルス銅メダル、翌年は日本人初の金メダルを獲得している。

仲間たちと苦楽を共にした福島への思いは強い。2019年の全英オープン優勝後には、トロフィーの写真と「3.11 勝つ事で皆さんに勇気を与えられる様に…」というメッセージをツイッターに投稿。奇しくも決勝が行われたのは3月11日だった。

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