鈴木亜由子「しっかりと自分の力が出せるレースを」 五輪本番での使命

撮影:山口和幸

日本郵政グループの女子マラソン選手、鈴木亜由子選手(28)が3月12日、「2020東京五輪マラソン女子代表」としての決意を語った。

「日本代表としての重みを感じていますが、チャレンジングなことに向き合えていけることに誇りと喜びを持って、本番でしっかりと自分の力が発揮できるように、日々覚悟を持って取り組んでいきたいと思います」

ほろ苦さが残った代表内定

五輪代表選手3枠のうち2枠をかけて争う天王山、2019年9月15日に行われたMGCマラソングランドチャンピオンシップ)において鈴木選手は2位となり、五輪代表を内定させていた。

しかし、ほろ苦さの残るマラソン代表内定だったという。

天満屋の前田穂南選手に20km過ぎで離されたときは、自身の感覚として、「今着いていくのは厳しい」と鈴木選手は判断した。

あそこで着いていったら2位はなかったと思います。まだまだ力不足でした

もともとトラック競技出身でスピードのある選手と評されていたが、さらなるスピードへの対応力が求められることを痛感したのである。

そして最後は前田選手のチームメイトである小原怜選手にも猛追された。残り10kmで30秒差。「これは油断できない」と思ったが、もう脚は動かなかった。

後ろは気になったが、なんとか1歩1歩を刻んだ。最後は4秒差だった。


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