なぜ人間は送信ボタンを押した直後に校正能力が飛躍的に増してしまうのか。あと少し早ければミスは防げたのに…。
そんな後悔をサッカー解説者の中西哲生さんも体験したようだ。中西さんはツイッターを更新して、直前のツイートに誤字をみつけてしまったと悔やんでいる。
日本代表と決定力のツイートが話題に
FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会が目前に迫り、4年間で最も世間の目がサッカーに向く時期がやってきた。
だが6月9日に行ったスイスとの親善試合は0-2の完敗。好守にいいところなく敗れた試合に中西さんはツイッターで苦言を呈していた。
「0-2でスイスに負けた試合直後の西野監督のインタビューを聞くと……アタッキングサードまでは侵入できている、あとは決定力。絶句。監督が本当にそう思っているのであれば、日本代表のW杯は相当厳しい。選手たちもそう思っているのだろうか」
0-2でスイスに負けた試合直後の西野監督のインタビューを聞くと……
アタッキングサードまでは侵入できている、あとは決定力。
絶句。
監督が本当にそう思っているのであれば、日本代表のW杯は相当厳しい。選手たちもそう思っているのだろうか。
— 中西哲生 (@tetsuo14) June 8, 2018
「そもそも決定力は簡単に改善出来るものではないのだから、決定機をいかに多く作れるかではないのか。その為にはアタッキングサードに侵入するのが目的ではなくて、どう侵入するのか。願わくば相手がバランスを崩した状態で、乾のようなアタッカーが仕掛けられるような状況で侵入したい」
そもそも決定力は簡単に改善出来るものではないのだから、決定機をいかに多く作れるかではないのか。
その為にはアタッキングサードに侵入するのが目的ではなくて、どう侵入するのか。
願わくば相手がバランスを崩した状態で、乾のようなアタッカーが仕掛けられるような状況で侵入したい。 https://t.co/XOanMYDPcr
— 中西哲生 (@tetsuo14) June 8, 2018
このツイートは複数メディアで取り上げられ、大きな話題となった。
つぶやきで最後のフィニッシュを決めきれず
続く12日に行われたパラグアイとの親善試合では、中西さん注目の乾貴士選手が2ゴールの大活躍。試合も4-2で勝利して西野監督が就任後初白星を手にした。
「やはり乾。彼に時間とスペースを与えられれば結果は出せる。それを創り出した香川と柴崎。アタッキングサードへの侵入の質が明らかにスイス戦とは違った。ここに大島が加われば、グループリーグ突破への可能性が見い出せる。もちろん、パラグアイのクオリティに対する引き算は必要だか」
やはり乾。彼に時間とスペースを与えられれば結果は出せる。それを創り出した香川と柴崎。アタッキングサードへの侵入の質が明らかにスイス戦とは違った。ここに大島が加われば、グループリーグ突破への可能性が見い出せる。
もちろん、パラグアイのクオリティに対する引き算は必要だか。
— 中西哲生 (@tetsuo14) June 13, 2018
乾選手の活躍を喜び、そのクオリティが発揮できる環境を整えた周囲の選手も良かったとチームを称賛した中西さんだが、このツイートに間違いを見つけてしまった。
「最近、自分のtweetが記事になっていたりするんだが、この下↓のtweetも記事になってしまうんだろうか……最後のところのパラグアイのクオリティに対する引き算も必要だか。あー! バカバカバカバカ!!必要だが。に直させて……」
最近、自分のtweetが記事になっていたりするんだが、この下↓のtweetも記事になってしまうんだろうか……
最後のところの
パラグアイのクオリティに対する引き算も必要だか。
あー! バカバカバカバカ!!
必要だが。に直させて……
まぁ、AIがtweetしてる訳じゃないという証明にはなるか(笑)
— 中西哲生 (@tetsuo14) June 13, 2018
最後にフィニッシュの精度を欠いた中西さんだが、「まぁ、AIがtweetしてる訳じゃないという証明にはなるか(笑)」と笑い、これも人間がやってることならではと楽しんでいた。
この投稿にフォロワーからは、「こういうのみかけると本人がやってるなってにやっとしちゃいますね「人間らしいミスを学習した高度なAIである可能性」「言われなければ気がつきませんでした」「こんな↑tweetを立ち上げてらっしゃる中西さん、すごくマメなお方なんだなあって思いました笑」などのコメントが寄せられている。