イニエスタ、スペイン代表監督が電撃解任されるも焦らず…前向きなコメントを発表

FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会が開幕した。2010年大会の覇者スペイン代表は、日本時間6月16日未明にポルトガルとのグループリーグ第1節を戦う。

大会前この試合は、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド 対 2大会ぶりの優勝を狙う無敵艦隊の対決と注目されていたが、直前になってピッチ外の揉めごとが衆目を集め出した。

開幕2日前にロペテギ監督を解任したスペイン

開幕を目前にした13日に、スペイン代表のフレン・ロペテギ監督が電撃解任されたのだ。原因は前日に発表されたレアル・マドリード監督就任だった。

レアル・マドリードは今季までチームを率いていたジネディーヌ・ジダン監督が辞任し、来季の指揮官を探していた。

これに対してスペインサッカー協会はロペテギ監督が、2018年5月に代表監督の契約を2020年まで延長した直後であること、レアル・マドリードとの交渉や契約において協会の許可を得ていなかったことを問題視した。

スペインサッカー協会はフェルナンド・イエロ氏を後任の監督とし、解任されたロペテギ監督はロシアを離れ、スペインでレアル・マドリード監督就任の会見を開いた。

イニエスタとラモスは慌てず

ロペテギ監督が率いたスペインの2年間は出色のできだった。20試合を戦って負け知らずのままロシアに乗り込んできた姿に、無敵艦隊復活を感じた人は多いだろう。

信頼する指揮官を開幕2日前に失うことになったスペイン代表だが、この危機を選手たちは団結して乗り切ろうとしている。

アンドレス・イニエスタ選手はツイッターを更新して、「いよいよ明日が初戦だ。全員で力を合わせよう!」と前向きなコメントを発している。

セルヒオ・ラモス選手もツイッターを更新して、シンプルに「時は来た!」と力強いメッセージを投稿している。

経験豊富なベテラン達は、自分たちがやるべきことに集中していた。

トニ・クロースは「大きなハンデにならない」と見る

だが実際のところ、開幕直前の監督解任はチームに悪影響を及ぼすのではないか。

そうした声にレアル・マドリード所属のドイツ代表MFトニ・クロース選手は、会見で「スペイン代表にとって大きなハンデにはならないと思う」との考えを示した。

「もちろん大会に向けて準備してきた監督を初戦の2日前に失うのは理想的ではないが、スペインは変わらず戦い続けるはずだ」

イエロ監督は2014-15シーズンに、レアル・マドリードのアシスタントコーチを務めたことがあり、クロース選手はよく知っている人物だと、その手腕を高く評価した。

「カルロ・アンチェロッティのアシスタントだったときに知り合った。何より素晴らしい人物だと思うし、素晴らしい指導者でもある。スペインがそれほど不利になることはないと思う」

日本がヴァイッド・ハリルホジッチ監督を解任し、チームの再建に着手し始めたのが2ヶ月前。それでも大会まで日がないと不安視されたが、今回はそれよりはるかに時間がない。

この状況でもスペインが自分たちの力を発揮できるか注目される。

 

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