【競馬】ホープフルSは2戦2勝の無敗馬より、あの“1勝馬”が狙い目

前週の朝日杯フューチュリティSは、7番人気の伏兵・グレナディアガーズが勝利。いや、伏兵ではなく、盲点と呼ぶべきか。2戦目の未勝利がマイル戦でレッドベルオーブから1秒2差の4着。前走が完勝だったとはいえ、芝1400mの未勝利を勝ち上がったばかりでは、盲点となるのは当然だろう。

今年の朝日杯フューチュリティSは、例年以上にスピード決着となった。モントライゼが軽快に逃げて、前半800mは45秒2のハイペース。この番手で流れに乗ったグレナディアガーズが直線早々と抜け出し、1分33秒3のレコードで駆け抜けた。

道中2番手から5着に粘ったブルースピリットは、芝1200mの新馬を勝ち上がった後、芝1400mの秋明菊賞を逃げ切った快速馬。今年の朝日杯フューチュリティSが、いかにスピード競馬だったのかが見て取れる。

■クラシックの登竜門となったホープフルS

先週の朝日杯フューチュリティSの予想コラムでも述べたが、ホープフルSがGI昇格後、朝日杯フューチュリティSは近年スピード化が進んでおり、ついに芝1400mまでの実績しかない馬が制するまでになったというわけだ。

朝日杯フューチュリティSとの棲み分けができてきた近年、一方のホープフルSにはクラシックを見据えた馬の参戦が増えてくるのは当然だろう。

今年もデビュー戦から芝1800m以上を使われてきた馬がズラリと並び、出走馬15頭のうち10頭が、芝1800m以上でデビューを迎えている。

現在、ホープフルSの勝ち馬は2年連続で皐月賞を制覇。昨年のコントレイル日本ダービー菊花賞を制して三冠馬となるなど、まさにクラシックの登竜門といえるレースとなった。

■タフな競馬で中距離適性の高い馬が台頭

今年の主役は東京スポーツ杯2歳Sをノーステッキで制したダノンザキッド。これに同コースの芙蓉Sを快勝したランドオブリバティが続く。

両馬は先行タイプ。直線は2頭が早めに抜け出す競馬を見せるはずで、これに各馬が襲いかかれば、最後はおのずと消耗戦になる。つまり、スピード決着となった朝日杯フューチュリティSとは一転、ホープフルSでは底力勝負になると見た。

そこで狙ってみたいのが、中距離適性の高いマカオンドール。デビューから2戦はマイルで完敗したが、芝2000mに距離延長で一変。紫菊賞京都2歳Sで連続3着と決め手に欠けるが、常に上がり35秒台の脚を繰り出し、善戦してきた。

父はゴールドシップで、母系は凱旋門賞馬バゴを輩出した牝系。血統的にも中距離以上に向くバックボーンがあり、GIのタフな競馬で持ち前の底力が生きてくる。

今年は2戦2戦の無敗馬が5頭も揃っているが、この“1勝馬”にもチャンスはあると見た。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集長。旅行・アウトドア雑誌のライターを経て、競馬月刊誌「UMAJIN」の編集長として競馬業界へ。その後、Neo Sports社にて、「B.LEAGUE」「PGA」「RIZIN」等のスポーツ×ゲーミフィケーション事業に携わり、現在に至る。競馬は、1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、盲点となる穴馬の発掘を追求し続けている。

twitterアカウントはこちら⇒『SPREAD』編集長・山田

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