6月19日に行われたFIFAロシア・ワールドカップ(W杯)日本対コロンビア戦で、日本代表GK川島永嗣選手が先発出場した。35歳91日で試合に出場した川島選手は日本人の最年長記録を更新している。
35 – 川島永嗣はコロンビア戦で、ワールドカップでの日本代表史上最年長での出場を記録する(35歳91日)。ベテラン。#WorldCup #COLJPN#SamuraiBlue #daihyo#OptaJikkyo pic.twitter.com/wUt2VH0uOT
— OptaJiro (@OptaJiro) June 19, 2018
この試合では川島選手のほかにもいくつかの記録が作られている。まとめて紹介したい。
初めて尽くしの勝利
これまでアジア勢の南米勢との対戦成績は3分け14敗の未勝利だったが、初対戦から52年後の2018年に日本がロシアでコロンビアを破り、ひとつの歴史を終わらせた。
そして今回の勝利は日本がヨーロッパ開催のW杯で挙げた初勝利でもある。過去に日本はW杯で4勝していたが内訳は日韓W杯で2勝、南アフリカW杯で2勝だった。初出場のフランスW杯は3戦全敗、ドイツW杯は1分け2敗だった。
力を発揮できない南米勢が44年ぶりの大苦戦
今大会は南米勢の苦戦が目立つ。5ヶ国を代表に送り出している南米だが初戦白星はウルグアイのみ。残りの4ヶ国は引き分けか黒星スタートとなっている。
南米勢が4ヶ国も初戦勝利を逃すのは1974年の西ドイツ(現:ドイツ)大会以来、実に44年ぶりの出来事だ。
力はあるチームが多いため今後の巻き返しに期待がかかる。
本田圭祐がアジア選手初の偉業
香川真司選手に代わって後半途中から出場した本田圭佑選手は、交代直後のCKで大迫勇也選手の決勝ゴールをアシストした。
本田選手は過去に出場した大会でもアシストを記録しており、アジア人初のW杯3大会でアシストを記録した選手になった。
ACミラン時代にチームメイトだったカルロス・バッカ選手の目の前で偉業を成し遂げた本田選手だが、次は3大会連続ゴールも達成できるか。
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