■プラスワン! ファインルージュ
【中間調整】前走のフェアリーSはゲート内でチャカつき、スタートで後手。中山芝マイル戦では致命的も思われたが、中団後方で脚を溜めると外々を回ってあっさり抜け出し、2着に2馬身半差をつける完勝を収めた。右回りのマイルをこなせたし、休み明けでもしっかり力を出せることも証明。ノーザンファーム天栄に放牧へ出し、トライアルを使わず桜花賞直行が決まった。帰厩後最初の時計は3月21日、坂路で14-14をこなし、24日にはウッドで14-14。いずれも走りにくい走路だったが軽快に動いており、牧場でいかに順調に過ごしたかが感じ取れた。31日はウッドでの併せ馬で、古馬1勝クラスと併入。取り付くまではやや散漫とした雰囲気があったが、相手と体を並べ気合いを入れられると闘志のスイッチが入ったか、前向きさが出てきた。このひと追いで一気に気配上昇の感。
【最終追い切り】今回テン乗りとなる福永騎手が跨りウッドコースで前後に馬を置く実戦想定の3頭併せ。直線では左右2頭からプレッシャーを掛けられる格好となったが、まったく怯まず鞍上の指示へ機敏に反応。結局後ろの馬を問題にせず、先行していた馬をパスして最先着を果たした。
【見解】中12週にしては稽古本数が若干物足りない感もあるが、牧場での調整がとにかく順調だったよう。2カ月半ぶりだった前走も同様の調整過程で勝利を収めており、それを踏襲した格好だ。入厩してからはひと追いごとに良化し、馬体もひとまわり大きくなっている。最終追いで見せた操縦性、機敏さは特筆レベル。稽古で跨った福永騎手も、相当の好感触を得たのではないか。フェアリーSからの直行組は厳しいというジンクスを打ち払う走りに期待。
総合評価「A」
◆【桜花賞/枠順】ソダシの2枠は過去10年で「0-0-2-17」 ローテ・脚質・枠順・人気別データ
◆【レース動画】アーモンドアイ、デアリングタクト、グランアレグリア…レース動画で振り返る桜の女王へのヴィクトリーロード
著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。











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