【ヴィクトリアマイル2026特集】「エンブロイダリーvs.カムニャックの2強ムード」出走予定・枠順・追い切り・予想オッズetc.

エンブロイダリー/25年桜花賞(C)Eiichi Yamane
エンブロイダリー/25年桜花賞(C)Eiichi Yamane

第21回ヴィクトリアマイル(17日/GI、東京芝1600m)には、昨年の牝馬二冠馬エンブロイダリー、オークス勝ち馬カムニャック、昨年2着のリベンジを狙うクイーンズウォークなどが出走予定。

ここでは「ヴィクトリアマイル2026」の出走予定馬、過去10年データ、過去傾向、枠順、追い切り、血統、穴馬など、予想に役立つ「馬券攻略ガイド」を随時更新する。

■「ヴィクトリアマイル2026」出走予定・予想オッズ

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枠番馬番馬名性齢斤量騎手予想オッズ予想人気厩舎
11カピリナ牝556.0横山典弘63.213美浦・田島俊明
12ワイドラトゥール牝556.0横山武史120.017栗東・藤原英昭
23マピュース牝456.0F.ゴンザルベス75.114美浦・和田勇介
24エリカエクスプレス牝456.0武豊17.36栗東・杉山晴紀
35ケリフレッドアスク牝456.0M.ディー130.018栗東・藤原英昭
36ラヴァンダ牝556.0岩田望来31.19栗東・中村直也
47クイーンズウォーク牝556.0西村淳也8.13栗東・中内田充正
48カムニャック牝456.0川田将雅3.82栗東・友道康夫
59ココナッツブラウン牝656.0北村友一29.48栗東・上村洋行
510ドロップオブライト牝756.0松若風馬100.016栗東・福永祐一
611ボンドガール牝556.0丹内祐次80.015美浦・手塚貴久
612エンブロイダリー牝456.0C.ルメール2.51美浦・森一誠
713カナテープ牝756.0松山弘平39.810美浦・堀宣行
714ジョスラン牝456.0戸崎圭太12.74美浦・鹿戸雄一
715アイサンサン牝456.0幸英明56.312栗東・橋田宜長
816ニシノティアモ牝556.0津村明秀15.25美浦・上原佑紀
817パラディレーヌ牝456.0坂井瑠星42.311栗東・千田輝彦
818チェルヴィニア牝556.0D.レーン23.47美浦・木村哲也

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※想定オッズは、SPREAD編集部が戦績等により掲載しています。
※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

■「ヴィクトリアマイル2026」追い切り

S評価:クイーンズウォーク

元々、アクションの大きさとスケール感では世代上位の存在。その一方で、昨秋は精神面と体調面が噛み合わず、本来の能力を出し切れない時期が続いていた。ただ、今回の調整過程を見る限り、約4ヶ月ぶりの前走を使って型通り良化。血統由来の伸びやかなフットワークに加え、今はハミ受けや体幹の安定感まで整ってきたことで、走りの質そのものが一段上がっている。

◆詳細記事はコチラ⇒A評価:ニシノティアモ

喉の不安が解消されたことに加え、上原祐厩舎らしい細やかな調整が、この馬の資質を一段引き上げている印象。元々、気持ちの強さは非凡だったが、以前はその前向きさが空回りする場面もあったが、今は、最後まで余力を感じさせる走りで、精神面の充実ぶりも伝わってくる。血統的にも持続力を問われる舞台は合いそうで、体幹の強さとトモの充実によって東京コースの長い直線でも簡単には止まらなさそうな雰囲気。

◆詳細記事はコチラ⇒【ヴィクトリアマイル2026予想/追い切り診断】“想定6人気”前後の伏兵に「A」の高評価 「丁寧で緻密」厩舎の調整力で充実ぶり顕著

■「ヴィクトリアマイル2026」過去10年データ

前走ローテ

[過去10年]ヴィクトリアマイル2026の前走ローテ

[過去10年]ヴィクトリアマイル2026の前走ローテ

ローテ別で最多の4勝をマークするのは阪神牝馬S組。とはいえ母数が多く、馬券内率17.6%は少々心もとない印象を受ける。昨年は6頭出走し、ボンドガールは2番人気に支持されたが、16着と大敗して馬券圏内はなし。今年はエンブロイダリー、カムニャックらクラシックホース含む5頭の登録があるものの、過信は禁物か。

◆詳細記事はコチラ⇒【ヴィクトリアマイル2026予想/前走ローテ】特注は“馬券内率30.8%”の距離短縮組 エンブロイダリーら阪神牝馬組は過信禁物か

枠順データ・傾向

3枠が抜けた成績ではあるものの、アドマイヤリードを除けば勝ち馬がGI勝ちまたは好走歴がある馬ばかり。その点を考慮するとラヴァンダやケリフレッドアスクは実績不足の感も、ラヴァンダはコース適性を示しており軽視禁物。2枠は単複回収値がいずれも100超えで人気以上の好走が目立つ。当日中団から運んだ馬が【2.0.2.5】複勝率44.4%をマークしており、内で脚を溜めて直線が空くのを待つしかないが、我慢ができればチャンス十分といったところ。マピュースは内枠からの競馬が上手で好枠を手にしたと言えそう。

◆詳細はコチラ⇒【ヴィクトリアマイル2026予想/枠順】人気上位3頭で明暗 “馬券内率85.7%”該当の可能性ありの2騎は

■「ヴィクトリアマイル2026」軸馬/穴馬予想コラム

危険な人気馬:エンブロイダリー

秋華賞とヴィクトリアマイルとの親和性の低さも懸念点として挙げられる。20回を数えるヴィクトリアマイルにおいて、前年の秋華賞馬が、明け4歳で当レースに参戦したのは9頭いるが、その成績は【1.3.0.5】で、過半数が馬券圏外に敗れている。勝ったのは2011年アパパネのみ。ちなみに、2020年アーモンドアイは5歳時に制しているが、秋華賞馬がヴィクトリアマイルを制したのはこの2頭のみで、いずれも牝馬三冠馬だった。

◆詳細はコチラ⇒【ヴィクトリアマイル2026予想/危険な人気馬】GIホース“9頭中8頭が敗戦“ 最適解の臨戦から外れる「0.1.1.8」の不安材料も

データ攻略「カムニャックに“10年中8年で馬券内”」

昨年のオークスで桜花賞組を撃破。一躍世代の頂点に名乗りを上げたのがカムニャックだ。その後はローズSをレースレコードで勝利→秋華賞惨敗→阪神牝馬S2着とジェットコースターのような戦績を歩むなか、データはどのようなジャッジを下したのか?

・直近1年以内に左回りの重賞を勝利→10年中8年で馬券内

◆詳細はコチラ⇒【ヴィクトリアマイル2026予想/データ攻略】エンブロイダリーとカムニャックの「買い or 消し」 GI馬2頭で「0.1.1.17」“勝率ゼロ”は

穴ライズ:ココナッツブラウン

体質の弱さから6歳春でキャリア14戦と大事に扱われてきた同馬。輸送でカイバ食いが悪くなり馬体重が2桁単位で変動するレースが続く。しかし、輸送リスクがなければ現役トップクラスの実力があるのは、昨夏の札幌の滞在競馬を見てのとおり。クイーンSはヴィクトリアマイル4着のアルジーヌにアタマ差迫る2着に突っ込み、札幌記念では牡馬相手に2着と健闘している。今回は初の関東遠征。ただ、前走は先を見据えた小倉遠征では前日輸送でマイナス8キロと馬体をキープし許容範囲に収まり3着。この経験が今回に活きると見た。

◆詳細はコチラ⇒◆【ヴィクトリアマイル2026予想/穴ライズ】前日“10人気”前後の爆穴を高配当の使者に指名 課題クリアなら現役トップクラスの末脚あり

■「ヴィクトリアマイル2026」全頭診断

・エンブロイダリー
前哨戦の阪神牝馬Sを逃げ切った馬。東京芝1600mもクイーンカップの好時計勝ちと死角なしにも思えるが……気がかりなのは前走を逃げて勝った事実だ。2016年以降の芝GIにおいて、前走逃げ切り勝ちからGIに臨んだ牝馬は【0.3.3.53】。逃げた場合はマークが厳しくなり、控えた場合は前走と異なるスタイルに馬が戸惑うのかパフォーマンスを上げきれていない。頭の片隅に入れておきたいデータだ。

・カナテープ
東京芝は【4.4.2.1】と好走多数。関屋記念のレコード勝ちなど時計勝負への適性も示す1頭だが、ひと叩きされたあとの中間の気配が思いのほか上がってきていない印象あり。いかにも穴っぽい雰囲気を漂わせる戦績とはいえ過大評価は避けるべきか。

◆詳細はコチラ⇒【ヴィクトリアマイル2026予想/全頭診断】想定3人気以下に「2.1.0.0」 “爆穴妙味”は想定10人気以下「1.1.2.0」

■「ヴィクトリアマイル2026」レース概要

開催日
2026年5月17日(日)15時40分
2回東京8日目 11R
第21回 ヴィクトリアマイル(GI)

施行条件
芝左1600m
4歳以上オープン/国際/牝/定量

賞金
1着 1億5000万円
2着 6000万円
3着 3800万円
4着 2300万円
5着 1500万円

■「ヴィクトリアマイル2026」東京芝1600mコース解説

東京芝1600mのコース図

東京芝1600mのコース図

スタート地点は2コーナー付近。スタート直後は緩やかな下りになっていてスピードに乗りやすい。バックストレッチ後半の起伏を越えると3コーナーに入り、3コーナーから4コーナーはカーブが緩やかなためペースが落ちにくい。ゴール前の直線は525.9メートル。直線の前半には全長160メートル、高低差2メートルのタフな坂が待っている。坂を上り切ってからゴールまでは約300メートルあって、ここで最後の瞬発力勝負になる。平均的に速いペースで流れることが多い上に、最後の直線では切れ味も求められる。マイラーとしての総合力を試されるコース。

■「ヴィクトリアマイル2026」過去プレーバック

2025年 アスコリピチェーノ

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着817アスコリピチェーノ牝456.0C.ルメール1:32.133.31
2着816クイーンズウォーク牝456.0川田将雅クビ33.64
3着612シランケド牝556.0M.デムーロハナ33.27

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2024年 テンハッピーローズ

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着59テンハッピーローズ牝656.0津村明秀1:31.833.914
2着22フィアスプライド牝656.0C.ルメール1 1/434.94
3着46マスクトディーヴァ牝456.0J.モレイラクビ34.11

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2023年 ソングライン

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着36ソングライン牝556.0戸崎圭太1:32.233.24
2着816ソダシ牝556.0D.レーンアタマ33.63
3着12スターズオンアース牝456.0C.ルメール3/433.61

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監修:山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長


izukawaya