■プラスワン! タイトルホルダー
【中間調整】ダノンザキッドが断然人気に推された弥生賞で、逃げ切り勝ちを収め重賞初勝利。その後短期放牧を経て、3月26日に美浦へ帰厩している。28日の坂路14-14でしっかり動いて緩みのないところをアピールすると、4月1日のCW追いで大外を回って好タイムをマーク。1週前追いは今回新コンビを結成する田辺騎手が騎乗し、ウッドコースで追われた。稽古駆けする2頭を先に行かせ、これを追い掛け過ぎず、ジワッと追走する形。結局体は併せなかったが、直線では溜めた気迫を爆発させるように鋭く伸びる。数字以上の鋭さを感じさせた。
【最終追い切り】1週前に続き、田辺騎手を背にウッドコースでの追い切り。ただし今週は疲れを残さないよう馬任せで、鞍上との意思疎通を深めるのに主眼を置いた内容だった。それでも前向きさにあふれ、終始軽快さのあるフットワークからブレずに伸びる。まったく無理させることなく、好タイムをマークしている。
【見解】肉体、心肺機能という点では前走時ある程度練り上がっていたようだが、短期放牧を挟んで更にパワーアップした印象がある。その肉体面を支える精神面も追われるごとに研ぎ澄まされており、1週前は圧巻の弾けっぷりを見せた。レース当週も単走とは思えない迫力を感じさせたし、走る気まんまん、かつ適度に制御も利いている絶妙な状態だ。
総合評価「A」
◆【皐月賞/穴馬】エフフォーリアは「△」評価、前走敗因“三重苦”の盲点が巻き返す
著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。















