■データが導く2021皐月賞の穴馬候補
2017年には106万馬券が飛び出した皐月賞。キャリアの浅い3歳馬同士、波乱の可能性は十分だ。この項目では穴馬候補2頭をデータ面から取り上げたい。
穴候補1 グラティアス
無傷の2連勝中といまだ底を見せていないものの、今回は一気のメンバー強化。試金石の一戦に挑む同馬を後押しするデータをご紹介したい。
・芝2000mの成績【2-0-0-0】
・M.デムーロの皐月賞成績【4-2-0-6】
距離適性は言わずもがな、注目はM.デムーロ×皐月賞の相性。古くはネオユニヴァースやダイワメジャー、10年代ではロゴタイプ、ドゥラメンテを勝利に導いている。春の中山といえばM.デムーロ。軽視できない1頭だ。
穴候補2 ヨーホーレイク
重賞に挑んだ近2走はいずれも勝ち切れず。GIの舞台では荷が重い印象の同馬にも確かなデータは存在する。
・稍重-重成績【2-0-0-0】
・ディープインパクト×フレンチデピュティの中山芝2000m成績【5-3-4-11】
皐月賞当日の中山芝は渋った馬場コンディションが濃厚。その条件において2戦2勝と道悪適性を証明している点は心強い。加えて同馬はディープインパクト×フレンチデピュティ配合馬。重賞勝ち馬を複数頭輩出する「中山芝2000m血統」であり、この舞台は願ってもないものだろう。
◆【皐月賞/穴馬】エフフォーリアは「△」評価、前走敗因“三重苦”の盲点が巻き返す
▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「皐月賞」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















