【NBA】八村塁、確かな成長とともに2年目が終了 HCや同僚が語った「評価と今後の課題」

プレーオフでもチームを牽引したウィザーズ・八村塁 (C)Getty Images

NBA・ウィザーズは2日(日本時間3日)、76ersとのプレーオフ1回戦第5戦を行い、112-129で敗れて1勝4敗で敗退。4季ぶりのシリーズ制覇を逃した。

日本人として初めてプレーオフの舞台に立ったウィザーズの八村塁は、チーム3連敗からの奇跡を起こすべく、この日は42分39秒の出場。21得点、6リバウンド、2アシストの活躍を見せたが、第4戦に続く勝利は叶わず、今シーズンの戦いは幕を閉じた。

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■初のプレーオフで存在感を発揮

八村は第4クオーターまでの試合としては、自己最長に並ぶ出場時間で、第2Qでは残り4分40秒から、3点シュートを奪取。第3Qでも、残り2分32秒にドリブルで切り込みシュートを決めるなど、大舞台でスター選手たちと戦い抜いた。

フィールドゴール(FG)は13本中8本(うち3点シュートは3本中1本)成功させて、1回戦では全試合2ケタとなる21得点と6リバウンドをマーク。第4戦で記録したプレーオフ自己最多の20得点を上回った。

57試合のレギュラーシーズンでは、1試合平均13.8得点、5.5リバウンドを記録した八村。プレーオフでは勢いにのり、1試合平均14.8得点、7.2リバウンドと数字が良化。FG成功率(61.7%)や、3点シュート成功率(60.0%)といった成績も含め、大舞台での勝負強さを発揮した。

■ブルックスHC「ルイは間違いなくいい方向に進んでいる」

試合後にはスコット・ブルックスHCがオンライン会見に臨み、「このチームはバスケ愛に溢れている。誰一人努力を惜しまなかった。今季はプレーオフに進出することが目標だった」と、今季の戦いぶりを評価。チームには伸びしろのある若手がいると、八村らの名前を挙げ、「ルイは間違いなくいい方向に進んでいる。今季はしっかりとした成長を見せて、チームに貢献した。しかも彼は、今季は不運による離脱もあったが、向上心むき出しにプレーをし続けた」と、このプレーオフは、間違いなく来季に繋がる経験だったと振り返った。

また、ポイントガードのラッセル・ウェストブルックも会見に臨み「ルイは非常に万能な選手だ。才能に満ち溢れている」と、八村に高い評価を与える一方、その才能を毎試合出し切ることが必要だと語った。

さらなる高みを求めるウエストブルックは、「彼が好調な時、このチームはもっと強いので、活躍を持続できるようにすることだ」と、来季へ向けてオフの課題も示している。

日本人選手がNBAのプレーオフで、しかも主力選手としてプレーをすることは、ひと昔前なら夢のまた夢の出来事。しかし、八村が躍動し、チームの戦力として輝いているところを見られるのは、ファンにとってはこの上ない喜びだ。プレーオフの経験を糧に、来季はどんなプレーを見せてくれるのか。束の間の休息を経て、八村がコートに戻ってくる日を待ちたい。

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文・SPREAD編集部


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