【NBA】「負ける気がしなかった」八村塁、日本人初のプレーオフ進出 指揮官も気迫を称賛

3季ぶりのプレーオフ進出を決めたウィザーズの八村塁(左、2021年5月20日)(C) Getty Images

NBA東地区のプレーイン・トーナメント(プレーオフ進出決定戦)が20日(日本時間21日)、米ワシントンで行われ、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズ(レギュラーシーズン東地区8位)がインディアナ・ペーサーズ(同9位)を142-115で下し、第8シードの座を確保、3季ぶりのプレーオフ進出を決めた。八村は先発し、25分23秒の出場。18得点4リバウンド2アシストで勝利に貢献した。

気迫溢れるプレーで日本人選手初のプレーオフ進出を果たした八村は試合後、「はじめから負ける気はしなかった」と充実した表情で振り返っている。

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■大一番で18得点、監督も「気迫がすごかった」

勝てばプレーオフ進出、負ければシーズン終了という大一番。八村は第1クオーターから気迫のこもったプレーを見せる。アリウープダンクを決めて初得点すると、2本連続で3点シュートを成功させるなど、第1クオーターだけで8得点をマークした。

30-29という接戦だった第1クオーターから一転、第2クオーターに入ると試合の流れはウィザーズに傾く。ウェストブルックが攻撃のタクトを振るい、自ら得点するだけでなく、八村らに次々アシスト。66-52と引き離して前半を折り返した。

第3クオーターに突入すると、ウィザーズの勢いはさらに加速。八村もレイアップシュートなどで6得点を挙げ、114-83と予想外の大差をつけた。第4クオーター、八村の出番はなかったが、チームは堅くリードを守り、2017~18シーズン以来となるプレーオフ進出を決めた。

日本人初のプレーオフ進出という快挙を成し遂げた八村は試合後、「はじめから負ける気はしなかった。チーム全員、この試合が最後になるとは思っていなかったし、それが良い結果につながったと思う」と振り返った。ブルックス監督も「気迫がすごかった」と、八村の奮闘ぶりを称えた。

■“第1シードの壁”を破れるか

八村は18日に敵地ボストンで行われたプレーイン・トーナメントの初戦(対セルティクス)ではファウルトラブルに見舞われ、約17分の出場で8得点に終わっていた。経験不足を指摘する向きもあったが、そんな声を一蹴した形だ。

プレーオフについて八村は「プレーオフを経験しているコーチや先輩選手たちは、インテンシティやフィジカルなどがレギュラーシーズンとは全然違うと言っていた。本当にどれだけ違うのか分かるので楽しみ」と話し、一つ上の次元でプレーすることで、さらなる進化のチャンスを得たことにワクワクしているようだった。

プレーオフに駒を進めたウィザーズだが、立ちはだかるのは第1シードの76ersだ。昨季からウィザーズは76ersに対して5連敗中。第8シードが第1シードに勝ったケースも1984年以降、74回で5回のみと劣勢が予想される。

ジャイアントキリング見せることができるのか、ウィザーズと八村の戦いに注目だ。

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文・SPREAD編集部


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