【マーメイドS/追い切りジャッジ】前走完敗の伏兵馬に「A」評価、精神面の研ぎ澄まされぶりは「文句なし」

■穴馬プラスワン!ミスニューヨーク

【中間調整】前走の福島牝馬Sがオープン昇級初戦。3番人気という支持に応えられず9着に終わったが、後方待機から直線では進路を探すのに苦労し、それでも0秒5差にまとめたもの。牝馬限定戦ならやれる素地は見せたと言っていい。その後放牧を挟み、このレース一本に絞って調整されている。6月6日に坂路で14-14をこなしたのが帰厩後の初時計。ここでスムーズな加速ぶりを見せ、牧場での順調さをアピールすると1週前追いにあたる10日のCW調教で3歳未勝利馬を問題にせず、あっさり追走先着を果たした。本数は少ないが牧場で入念に乗り込まれたようだし、前走時で456キロとそこまでガサがなくトレセンでも手が掛からないタイプ。順調そのものだ。

【最終追い切り】先週の時点でほぼ仕上がっており、今週は坂路単走での調整程度に留まった。直線ではラチ沿いに誘導されると、リズミカルな脚捌きでブレなく駆け上がる。手綱を緩められたラストでは気持ちを乗せて滑らかに加速。体が引き締まっていることもあり、中7週とひと息入った影響をまったく感じさせない。

【見解】牧場でのケアがすこぶる順調だったようだし、仕上げやすいタイプでもあり心肺機能など身体面は万全。気持ちの面でも精神面の成長が大きいのか、オンオフの切り替えができるようになり、集中すべきところで集中している。精神面の研ぎ澄まされぶりは文句なしで、好気配。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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