【MLB】注目度は大谷翔平超え メジャー最強の有望株、フランコが本塁打デビュー

デビュー戦で本塁打を放ちファンの声援に応えるレイズ・フランコ(2021年6月22日)(C) Getty Images

タンパベイ・レイズボストン・レッドソックスの一戦が22日(日本時間23日)、トロピカーナフィールドで行われ、今季メジャー最大の注目株、レイズのワンダー・フランコが「2番・三塁」でデビュー。第3打席で3ランを放つなど華々しい船出を果たした。この試合、レッドソックスの澤村拓一投手は延長10回に登板し、2/3回を無安打無失点に抑えた。試合は9-5でレッドソックスが制した。

◆【動画】「大谷翔平超えの注目度」は本物! 大物ルーキー・フランコの初本塁打とスタンドで熱狂する父親の様子

■「素晴らしい出発」「ワンダーイヤーの始まり」

衝撃のメジャーデビューだ。第1打席は四球、第2打席は中飛だったが、迎えた第3打席、左腕ロドリゲスの初球スライダーを左翼ポール際に同点3ランを放った。初ヒットが本塁打となり、新たなスター誕生の瞬間を目撃した本拠地のファンは沸きに沸いた。7回には左翼への二塁打も放ち、メジャー初のマルチ安打も記録した。

MLB公式サイトは「なんて素晴らしい出発だ」「こんなの見たことない」「祝福のカーテンコールを受けた」「メジャーの舞台に到着し同点本塁打を放った」と関連記事を続々掲載。また、「ワンダーイヤーが始まった」という見出しとともに実際の本塁打映像も届けた。さらに、MLB公式Twitterではスタンドで見守るフランコの父親の姿を捉え、初アーチに歓喜する様子もアップされている。

■「二刀流」を超えるMLB最大のトピック

MLB公式サイトの重厚な報道からも分かるが、「二刀流」大谷翔平を超えるMLB今季最大のトピックが、フランコだった。

20歳のスイッチヒッターは、2年連続でプロスペクト(有望株)ランキングで全体1位に輝いた選手。出身のドミニカ共和国では10歳から注目を集めていたという逸話も残り、13歳で地元のスポーツアカデミーに所属することになった際には記者会見も行ったというほどだ。その後、ヤンキース、ブルージェイズ、ブルワーズなどとの争奪戦を制したレイズが、2017年7月に契約金382万5000ドル(約4億2000万円)で契約にこぎつけた。

■「僕はヒットを打つために生まれてきた」

プロ入り後は、ルーキーリーグ、1A、2Aで順調に実績を残し、今季初昇格した3Aでも打率.315をマーク。そして、20日にメジャー昇格が発表され、迎えたこの試合でついにデビューとなった。

試合後の会見でフランコは「気分はとっても良いよ。大歓声にはちょっと驚いたけど、サポートも感じたし多くのファンがプレーを見に来てくれたことを感謝してる」と振り返り、MLB公式サイトも「僕はヒットを打つために生まれてきた」というフランコの自信に溢れるコメントを紹介している。

背番号は5。ドミニカ共和国史上最高の打者、アルバート・プホルス(ドジャース)の代名詞ともいえるナンバーを背負うことを選んだフランコ。プホルスのような輝かしいキャリアを築けるか。20歳の冒険は始まったばかりだ。

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文・SPREAD編集部


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